糸へんに卓の漢字（綽）の意味や読み方や部首や画数や熟語や書き方や異体字は？

たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。

このわかりそうでわからない漢字の代表として「糸へんに卓（綽）」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。

ここでは、この糸へんに卓の漢字（綽）の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は？について解説していきますので、参考にしてみてください

糸へんに卓の漢字（綽）の意味や読み方は？

それではまず糸へんに卓の漢字（綽）の意味や読み方について見ていきましょう。

糸へんに卓（綽）という漢字の読み方は音読みで「シャク」、訓読みで「たお（やか）」「ゆる（やか）」となります。

一見、漢字一文字だけでは漢字の読み方を容易に想像することは出来ませんが、音読みの「シャク」は四字熟語の「余裕綽綽（よゆうしゃくしゃく）」で使用されています。これを思い出せれば、読み方をすぐに覚えることができるのではないでしょうか。

訓読みは、「ゆる（やか）」「たお（やか）」という読み方になりますが、いずれも送り仮名は「やか」となります。注意して覚えておくとよいですね。

また、後ほど説明させていただきますが、熟語で「綽名（あだな）」という読み方もあります。こちらは難読熟語なので参考程度に覚えておくとよいでしょう。

綽の漢字には「ゆったりとしたさま」「ゆるやか」「しなやか」という意味がありますが、もともとこの漢字は「素＝白い糸」と「卓＝際立って優れている」を合わせて成り立っていますが、この二つが合わさって「しなやかな優れた糸」、それが転じて上記のような意味になったそうです。

糸へんに卓（綽）を始めとして漢字全般の意味では、前後の文脈や使われる熟語などによっても変化すると覚えておくといいです。

糸へんに卓（綽）の漢字の部首や画数は？

なお、糸へんに卓（綽）の漢字の部首や画数が知りたい人もいるでしょう。

結論からいいますと、糸へんに卓の（綽）部首は「いとへん」であり、画数は「14画」です。

糸へんに卓（綽）の書き方や書き順は？

また糸へんに卓（綽）の書き方（書き順）についても見ていきましょう。

糸へんに卓の漢字の書き順は以下の通りです。

糸へんに卓（綽）の1画目は糸へんの「く」の部分から始まります。

2画目は1画目と平行に書き始め、カタカナの「ム」のようにまっすぐの横棒を書きます。

3画目は糸へんの「ム」の部分の止めのところになります。

4画目は糸へんの縦棒になります。

5画目は糸へんの左の払いの部分です

6画目は糸へんの右の止めのところです。

7画目は右上の縦棒です。

8画目は右上の横棒です。

9画目は「卓」の真ん中の日の左側の縦棒ですね。

10画目は「卓」の日の上の横棒から縦に下ろします。

11画目は「卓」の日の真ん中の横棒です。

12画目は「卓」の真ん中の日の下の横棒です。

13画目は右下の長い横棒です。

14画目は右下の縦棒です。

これらが、糸へんに卓（綽）の書き方です。

糸へんに卓（綽）の熟語は？

さらには、糸へんに卓（綽）を用いた熟語についても確認していきましょう。

糸へんに卓（綽）を使った熟語としては、

・綽綽

・綽然

あたりが代表的です。

また冒頭でも申し上げましたが、

・綽名

という熟語もあります。

各々の意味や読み方などについては別途こちらで解説していますので、参考にしてみてください。

まとめ　糸へんに卓の漢字（綽）の読み方や部首や画数や熟語や書き方や異体字は？

ここでは、糸へんに卓の漢字（綽）の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は？について解説しました。

漢字はややこしいものが多いため、この機会に理解しておくといいです。

さまざまな漢字を学び、日々の生活に役立てていきましょう。