たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。
このわかりそうでわからない漢字の代表として「弓へんにム(弘)」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。
ここでは、この弓へんにム(弘)漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説していきますので、参考にしてみてください。
弓へんに也(弛)の意味や読み方は?
それではまず弓へんにム(弘)の意味や読み方について見ていきましょう。
弓へんにム(弘)という漢字の読み方は音読みで「コウ」「グ」、訓読みで「ひろ」となります。
それでは「弘」の意味を見ていきましょう。主に3つあります。
1つ目は「スケール・度量が大きい」です。この漢字は「弓」と肘を張りだしている様子を表す「ム」を組み合わせて、「弓を枠いっぱいに張り広げている様子」を表しているとされています。この成り立ちから「ひろい、大きい」といった意味が生まれたのです。
2つ目は「ひろめる」です。「弘」は「ひろい」という状態を表すだけでなく、「何かをひろげる、普及させる」という行為も表しています。これまでの2つの意味は「広」という漢字とほとんど同じですから、読み方と合わせて覚えると分かりやすいでしょう。
3つ目は「仏法が広く大きい」です。「弘法にも筆の誤り」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。この「弘法(こうぼう)」とは弘法大師という人物のことですが、「弘法(ぐほう)」という読み方をすると「仏の教えを広める」という意味の言葉になります。このように仏教用語に多く使われていることもこの漢字の特徴です。
弓へんにム(弘)の漢字の部首や画数は?
なお、弓へんにム(弘)の漢字の部首や画数が知りたい人もいるでしょう。
結論からいいますと、弓へんにム(弘)の部首は「弓へん」であり、画数は「5画」となります。
弓へんにム(弘)の書き方や書き順は?
また弓へんにム(弘)の書き方(書き順)についても見ていきましょう。
弓へんにム(弘)の漢字の書き順は以下の通りです。
弓へんにム(弘)の1画目は「弓」の上部横棒を書き、そのまま下へ縦棒を短く下ろします。
2画目は「弓」の中部横棒です。
3画目は「弓」の中部左縦棒を書き、そのまま右へ横棒を書いたあと、丸みを帯びながら左下へ運び、最後に跳ねます。
4画目は「ム」の上部から左下へ線を伸ばしたあと、そのまま右へ横棒を書きます。
5画目は「ム」の下部、点ですね。
これらが弓へんにム(弘)の書き方です。
弓へんにム(弘)の熟語は?
弓へんにム(弘)を用いた熟語について確認していきましょう。
弓へんにム(弘)を使った熟語としては、
・弘毅(こうき)
・恢弘(かいこう)
・弘法(ぐほう)
あたりが代表的です。
各々の意味や読み方などについては別途こちらで解説していますので、参考にしてみてください。
まとめ 弓へんにム(弘)の意味や読み方や部首や画数や熟語や書き方や異体字は?
ここでは、弓へんにム(弘)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説しました。
漢字はややこしいものが多いため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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