たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。
このわかりそうでわからない漢字の代表として「耳へんに卯(聊)」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。
ここでは、この月へんに龍の漢字(朧)の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説していきますので、参考にしてみてください。
月へんに龍の漢字(朧)の意味や読み方は?
それではまず月へんに龍の漢字(朧)の意味や読み方について見ていきましょう。
月へんに龍(朧)という漢字の読み方は音読みで「ロウ」、訓読みで「おぼろ」となります。
音読みの「ロウ」という読み方ですが、一見馴染みがなくて読み方を想像するのが難しそうですが、後に説明する熟語「朦朧(もうろう)」などで使われているので、熟語と合わせて覚えておくと良いでしょう。
一方、訓読みでは「おぼろ」という読み方をします。こちらも難読ですが、単体で覚えるよりも「朧月」などといった熟語で覚えておくと忘れないでしょう。
月へんに龍(朧)には「月の光が薄くてぼんやりとかすむさま」、転じて「不確かなさま」「はっきりしないさま」といった意味があります。
また、「おぼろ」には食べ物の意味で使われることもあります。魚肉をすりつぶして味をつけて炒った「そぼろ」のような食べ物のことを指したり、朧豆腐・朧昆布などを略して「おぼろ」と呼ぶこともあります。
月へんに龍(朧)を始めとして漢字全般の意味では、前後の文脈や使われる熟語などによっても変化すると覚えておくといいです。
月へんに龍(朧)の漢字の部首や画数は?
月へんに龍(朧)の漢字の部首や画数が知りたい人もいるでしょう。
先ほども解説しましたが、月へんに龍の(朧)部首は「月へん」であり、画数は「20画」です。
月を使った部首は「月へん(つきへん)」「月(つき)」「にくづき」がありますが、月や時間に関する漢字の部首の時は今回のように「月へん」となります。
なお、体に関する漢字の部首は「にくづき」になりますので、区別して覚えておきましょう。
月へんに龍(朧)の書き方や書き順は?
また月へんに龍(朧)の書き方(書き順)についても見ていきましょう。
月へんに龍(朧)の漢字の書き順は以下の通りです。
月へんに龍(朧)の1画目は月の左側の払い部分から始まります。
2画目は「月」の一番上の横棒から、縦におろします。
3画目は「月」の二番目の横棒です。
4画目は「月」の三番目の横棒です。
5画目は「龍」の「立」の部分の上の短い縦棒になります。
6画目は「龍」の「立」の部分の上の短い横棒です。
7画目は「龍」の「立」の部分の真ん中の左側の短い棒です。
8画目は「龍」の「立」の部分の真ん中の右側の短い払いです。
9画目は「龍」の「立」の部分の下の横棒です。
10画目は「龍」の「月」の部分の左側の払い部分です。
11画目は「龍」の「月」の部分の一番上の横棒から、縦におろします。
12画目は「龍」の「月」の部分の二番目の横棒です。
13画目は「龍」の「月」の部分の三番目の横棒です。
14画目は「龍」の右側の上の短い横棒です。
15画目は「龍」の右側の上から下へ短い棒を書き、そこから右に、そして下に一筆で書きます。
16画目は15画目の終わり部分とくっつくように横棒を書きます。
17画目は16画目の初めの部分から縦におろして、曲がってはねます。
18画目は龍の右側の三つの横棒のうち、一番上の部分です。
19画目は龍の右側の三つの横棒のうち、真ん中の部分です。
20画目は龍の右側の三つの横棒の下の部分になります。
これらが、月へんに龍(朧)の書き方です。
月へんに龍(朧)の熟語は?
さらには、月へんに龍(朧)を用いた熟語についても確認していきましょう。
月へんに龍(朧)を使った熟語としては、
「朧月」
「朧気」
「朦朧」
あたりが代表的です。
各々の意味や読み方などについては別途こちらで解説していますので、参考にしてみてください。
まとめ月へんに龍(朧)の漢字の意味や読み方や部首や画数や熟語や書き方や異体字は?
ここでは、月へんに龍(朧)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説しました。
漢字はややこしいものが多いため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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