たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。
このわかりそうでわからない漢字の代表として「にすいに台(冶)」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。
ここでは、このにすいに台の漢字(冶)の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説していきますので、参考にしてみてください。
にすいに台の漢字(冶)の意味や読み方は?
それではまずにすいに台の漢字(冶)の意味や読み方について見ていきましょう。
にすいに台(冶)という漢字の読み方は音読みで「ヤ」、訓読みで「い(る)、と(ける)、なまめ(かしい)」となります。
冶工(やこう)など金属を溶かして物を作ることに関して使われているかと思いますがよく見かける熟語といえば「鍛冶」ですね。読み方としては音読みの「ヤ」の方が目にすることが多いのではないでしょうか。
元々、鍛錬(たんれん)から音読みの「タン」、溶かすという意味の「冶」の音読み「ヤ」から「鍛冶(たんや)」というのが読み方です。
そこから金属を叩く「かなうち」から「かじ」に変化していき定着していったので今では鍛冶(かじ)と呼ばれることが多くなってしまいました。
パソコンの文字変換で「鍛冶(かじ)」と打っても「鍛冶(たんや)と打っても変換されるほどです。変換といえば、面白いことにさんずいの「治」でも「鍛治(かじ)」と出てきます(^^)
これには諸説あるかと思いますが、「鍛冶(かじ)」と呼ばれるようになってから「鍛」を「か」、「冶」を「じ」だと読んでしまう人が多く、漢字が似ていることもあり「治する(じする)」の「治」と勘違いして書いてしまうことが増えてしまったようです。
にすいに台(冶)の漢字の部首や画数は?
なお、にすいに台(冶)の漢字の部首や画数が知りたい人もいるでしょう。
結論からいいますと、にすいに台(冶)の部首は「にすい」であり、画数は「7画」です。
にすいに台(冶)の書き方や書き順は?
またにすいに台(冶)の書き方(書き順)についても見ていきましょう。
にすいに台(冶)の漢字の書き順は以下の通りです。
にすいに台(冶)の1画目がにすいの上の点になります。
2画目はにすいの下のはね上がる部分ですね。
3画目は台のム部分で上の中心から左下にはらい、続けて右にのびる横棒です。
4画目はム部分の右側の点です。
5画目は口部分の左の縦棒です。
6画目は5画目描き始めから右の横棒、下に折り返した縦棒です。
7画目は口を閉じる下の横棒です。
これらが、にすいに台(冶)の書き方です。
にすいに台(冶)の熟語は?
さらには、にすいに台(冶)を用いた熟語についても確認していきましょう。
にすいに台(冶)を使った熟語としては、
・冶工(やこう)
などがあります。
他にも、鍛冶に関すること以外にも前後の漢字によってたくさんあります。
各々の意味や読み方などについては別途こちらで解説していますので、参考にしてみてください。
まとめ にすいに台(冶)の漢字の意味や読み方や部首や画数や熟語や書き方や異体字は?
ここでは、にすいに台(冶)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説しました。
漢字はややこしいものが多いため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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