たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。
このわかりそうでわからない漢字の代表として「米へんに花の漢字(糀)」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。
ここでは、この米へんに花の漢字(糀)の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説していきますので、参考にしてみてください。
米へんに花の漢字(糀)の意味や読み方は?
それではまず米へんに花の漢字(糀)の意味や読み方について見ていきましょう。
米へんに花(糀)という漢字の読み方は訓読みで「こうじ」、音読みはありません。
訓読みの「こうじ」は一文字の漢字からは想像しにくい読み方かもしれませんが、これを機会に覚えておくといいですね。
ここで糀の漢字の意味について説明します。
糀の意味は「米や麦、豆などを蒸してこうじ菌を繁殖させたもの」です。
この糀をもとにして、味噌や塩などいろいろなものが作られています。最近では塩糀なども有名ですね。
同じく「こうじ」と読む漢字に「麹」もありますが、実はどちらも同じ意味で使われています。米へんに花(糀)は日本で生まれた漢字(国字)、「麹」は中国で生まれた漢字です。
なお米へんに花(糀)の由来・語源としては「米にこうじ菌がついている様子が、まるで花が咲いているかにように見えたこと」から、米へんに花(糀)となったそうです。
ただ一般的に「こうじ」を漢字で書くときには「麹」を使うことが多いとも覚えておきましょう。
米をもとにして作られたものは「糀」、大豆や麦をもとにして作られたものは「麹」で表すように、使い分ける場合もありますが厳密な決まりはないため、好きな方を使うといいです。
米へんに花(糀)の漢字の部首や画数は?
なお、米へんに花(糀)の漢字の部首や画数が知りたい人もいるでしょう。
結論からいいますと、米へんに花の(糀)部首は「こめへん」であり、画数は「13画」です。
米へんに花(糀)の書き方や書き順は?
また米へんに花(糀)の書き方(書き順)についても見ていきましょう。
米へんに花の漢字の書き順は以下の通りです。
米へんに花(糀)の1画目は米へんの左上の部分から始まります。
2画目は米へんの右上の部分を、ななめ右上からはらいます。
3画目は米へんの横棒になります。
4画目は米へんの縦棒になります。
5画目は米へんの左下の払いの部分です。
6画目は米へんの右下の止めのところです。
7画目は「花」の草かんむりの横棒です。
8画目は「花」の草かんむりの左の縦棒です。
9画目は「花」の草かんむりの右の縦棒です。
10画目は「花」の「イ」の部分、右上から左下へおろします。
11画目は「花」の「イ」の部分の縦棒です。
12画目は「花」の「ヒ」の部分、右上から中央に向かってはらいます。
13画目は「花」の「ヒ」の部分、上から下へと大きく書き、はねます。
これらが、米へんに花(糀)の書き方です。
米へんに花(糀)の熟語は?
さらには、米へんに花(糀)を用いた熟語についても確認していきましょう。
米へんに花(糀)を使った熟語は
・米糀
・糀漬
などがあります。
その他にも、地名と名字で使われることがあります。
地名であれば、
・糀谷
・上糀屋町
名字であれば、
・糀田
・糀野
などがあげられます。
各々の意味や読み方などについては別途こちらで解説していますので、参考にしてみてください。
まとめ 米へんに花(糀)の漢字の意味や読み方や部首や画数や熟語や書き方や異体字は?
ここでは、米へんに花(糀)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説しました。
漢字はややこしいものが多いため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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