たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。
このわかりそうでわからない漢字の代表として「革へんに肖の漢字(鞘)」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。
ここでは、この革へんに肖の漢字(鞘)の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説していきますので、参考にしてみてください。
革へんに肖の漢字(鞘)の意味や読み方は?
それではまず革へんに肖の漢字(鞘)の意味や読み方について見ていきましょう。革へんに肖(鞘)という漢字の読み方は音読みで「ショウ」「ソウ」、訓読みで「さや」となります。
「鞘」の右部分は、漢字「肖」と点の向きが異なりますが、今回は分かりやすくするために「革へんに肖」と表示していきます。
音読みの「ショウ」は、鞘の右部分「肖」が「肖像画」でも使われているので、記憶に残りやすいですね。普段ひらがなで目にする“さやえんどう・さや豆“の「さや」は漢字「鞘」を使い、訓読みに当たります。また、音読み「ショウ」は「腱鞘炎(けんしょうえん)」の「しょう」でもありあす。普段あまり読み書きしない漢字ですが、身近に感じますね。
それでは「鞘」の意味を見ていきましょう。
1つ目は「刀身を入れる、細長いつつ状のもの。さや。」です。熟語「刀鞘(とうしょう)」がこれに当たります。よく時代劇で侍が、鞘から素早く刀を取り出し勝負するシーンがありますね。このようにイメージが湧くと、楽しく覚えられるので一石二鳥です。
2つ目は「むち。また、むちの先。」です。この“むち”は馬を早く走らせるために使う種類に当たります。
革へんに肖(鞘)を始めとして漢字全般の意味では、前後の文脈や使われる熟語などによっても変化すると覚えておくといいですね。
革へんに肖(鞘)の漢字の部首や画数は?
なお、革へんに肖(鞘)の漢字の部首や画数が知りたい人もいるでしょう。
結論からいいますと、革へんに肖(鞘)の部首は「革へん」であり、画数は「16画」となります。
革へんに肖(鞘)の書き方や書き順は?
また革へんに肖(鞘)の書き方(書き順)についても見ていきましょう。
革へんに肖の漢字の書き順は以下の通りです。
革へんに肖(鞘)の1画目は「革」の上部横棒を書きます。
2画目は「革」の上部、左縦棒を下ろします。
3画目は「革」の上部、右縦棒を下ろします。
4画目は「革」の上部、左・右縦棒を繋ぐ横棒を書きます。
5画目は「革」の中部、口の左縦棒です。
6画目は「革」の中部、口の上横棒から右縦棒を書きましょう。
7画目は「革」の中部、口の下横棒になります
8画目は「革」の下部、横棒ですね。
9画目は「革」の中心から縦棒をまっすぐ下に下ろします。
10画目は「肖」の上部から、短い縦棒を下ろします。
11角目は「肖」の上部左から外側に向けて払いましょう
12画目は「肖」の上部右側から外側に向けて留めます。
13画目は「肖」の下、月部分の左縦棒を下ろし留めとなります。
14画目は「肖」の下、月部分の上横棒を右へ、その次下縦棒を下ろし、最後跳ねます。
15画目は「肖」の下、月部分の中にある1つ目の横棒です。
16画目は「肖」の下、月部分の中にある2つ目の横棒です。
これらが革へんに肖(鞘)の書き方です。
革へんに肖(鞘)の熟語は?
革へんに肖(鞘)を用いた熟語について確認していきましょう。
革へんに肖(鞘)を使った熟語としては、
・鞘師(さやし)
・鞘堂(さやどう)
・鞘尻(さやじり)
あたりが代表的です。
各々の意味や読み方などについては別途こちらで解説していますので、参考にしてみてください。
まとめ 革へんに肖(鞘)の漢字の意味や読み方や部首や画数や熟語や書き方や異体字は?
ここでは、革へんに肖(鞘)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説しました。
漢字はややこしいものが多いため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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