目へんに少の漢字（眇）の意味や読み方や部首や画数や熟語や書き方や異体字は？

たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。

このわかりそうでわからない漢字の代表として「目へんに少（眇）」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。

ここでは、この目へんに少（眇）の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は？について解説していきますので、参考にしてみてください。

目へんに少の漢字（眇）の意味や読み方は？

それではまず目へんに少の漢字（眇）の意味や読み方について見ていきましょう。

目へんに少（眇）という漢字の読み方は音読みで「ビョウ」「ミョウ」、訓読みで「すがめ」「すが（める）」「ちい（さい）」「かす（か）」「はる（か）」「おくぶか（い）」となります。

普段見かけることの少ない漢字ですので、音読みも訓読みもあまりピンと来ないかもしれません。

漢字検定では１級の問題として出題されることから、なかなかの難読漢字であることがみてとれます。

どうしても覚えにくいなと思うときは、漢字の意味を覚えて関連付けて覚えるとよいと思います。

ここでの眇の漢字の意味について説明していきます。

この目へんに少（眇）には、１つの漢字に対して4つ意味があります。少し多いですが1つずつ意味を見ていきましょう。

１つ目は、すがめ。片方の目が小さい。や、見えない。「斜視（片方の目が上下左右のどちらかを向いている状態の目のこと）」、片目が潰れている状態のこと、などを表します。

2つ目は、すがめる。片目を細くして物を見ること。これが転じて、流し目。や横目。

3つ目は、ちいさい。かすかな。微小な。取るに足らないさま。などを表します。

4つ目は、奥深い。という意味も持っています。

ほとんどの意味が、目に関連することであり、片目を細くするという意味が主になります。「目を細くする。」とは意味が少し異なるため、気を付けるようにしましょう。

このように漢字の意味を知ることで見慣れない漢字でも覚えやすくなります。

目へんに少(眇)の漢字の部首や画数は？

なお、目へんに少（眇）の漢字の部首や画数が知りたい人もいるでしょう。

結論からいいますと、目へんに少(眇）の部首は「目へん」であり、画数は「9画」となります。

目へんに少（眇）の書き方や書き順は？

また目へんに少（眇）の書き方（書き順）についても見ていきましょう。

目へんに少の漢字の書き順は以下の通りです。

目へんに少（眇）の1画目は目へんの左側にある縦棒の部分から始まります。

2画目は目へんの縦棒の横で、1画目と垂直に書き始め、途中で曲がり下に伸ばします。

3画目は目へん中の一本目の横棒となります。

4画目は目へんの中の二本目の横棒です。

5画目は目へんの一番下の横棒です。

6画目は右側つくりの少の真ん中の縦棒を書き最後を跳ねます。

7画目は右側つくりの少の一画目に書いた縦棒の左側に「ノ」を書きます。

8画目は6画目で書いた縦棒の右側に点を少し長めに書きます。

9画目は8画目で書いた点の下に左斜め下に向かって払いを長めに書きます。

これらが目へんに少（眇）の書き方です。

目へんに少（眇）の熟語は？

目へんに少（眇）を用いた熟語について確認していきましょう。

目へんに少（眇）を使った熟語としては、

・眇然(びょうぜん)

・眇目(びょうもく)

・眇眇（びょうびょう)

あたりが代表的です。

各々の意味や読み方などについては別途こちらで解説していますので、参考にしてみてください。

まとめ　目へんに少（眇）の意味や読み方や部首や画数や熟語や書き方や異体字は？

ここでは、目へんに少（眇）の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は？について解説しました。

漢字はややこしいものが多いため、この機会に理解しておくといいです。

さまざまな漢字を学び、日々の生活に役立てていきましょう。