たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。
このわかりそうでわからない漢字の代表として「金へんに重い(鍾)」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。
ここでは、この金へんに重い(鍾)の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説していきますので、参考にしてみてください。
金へんに重いの漢字(鍾)の意味や読み方は?
それではまず金へんに重いの漢字(鍾)の意味や読み方について見ていきましょう。
金へんに重い(鍾)という漢字の読み方は音読みで「ショウ」、訓読みでは「あつ(める)」「さかずき」となります。
音読みの「ショウ」についてですが、後ほど解説しますが「鍾乳洞」でお馴染みの漢字の読み方で使用されており、比較的理解しやすいですね。
同じ金へんで「ショウ」という読み方をする漢字に「鐘」という漢字がありますが、漢字のつくりが似ていて間違えやすいので注意が必要です。
訓読みでは、「鍾める」と書いて「あつめる」と読みますが、ここでいう「あつめる」とは、抽象的なものを「あつめる」という場合に使います。例としては「同情を鍾める」といった使い方になります。
「あつめる=集める」の読み方で使用されることがほとんどなので難しく感じると思いますが、これを機会に覚えておきましょう。
一方、訓読みのもう一つの読み方として「さかずき」があります。こちらも「盃」や「杯」という漢字を使用することがほとんどで、あまり馴染みはないですが、是非覚えておきたいですね。
金へんに重い(鍾)の意味は、「固まってあつまる」「金属で作った酒器、さかつぼ」「かね、つりがね」があります。読み方から想像しやすい意味になりますね。
金へんに重い(鍾)を始めとして漢字全般の意味では、前後の文脈や使われる熟語などによっても変化すると覚えておくといいです。
金へんに重い(鍾)の漢字の部首や画数は?
なお、金へんに重い(鍾)の漢字の部首や画数が知りたい人もいるでしょう。
結論からいいますと、金へんに重いの(鐘)部首は「かねへん」であり、画数は「17画」です。
金へんに重い(鍾)の書き方や書き順は?
また金へんに重い(鍾)の書き方(書き順)についても見ていきましょう。
金へんに重いの漢字の書き順は以下の通りです。
金へんに重い(鍾)の1画目は金へんの上の払いから始まります。
2画目は金へんの上の止めの部分です。
3画目は金へんの下の部分の上の横棒です。
4画目は金へんの下の部分の真ん中の横棒です。
5画目は金へんの下の部分の長い縦棒です。
6画目は金へんの左側の止めの部分です。
7画目は金へんの下の部分の右側の払いの部分です。
8画目は金へんの下の部分の一番下の横棒です。
9画目は「重」の一番上の払いの部分です。
10画目は「重」の上の長い横棒です。
11画目は「重」の真ん中の「日」の左側の縦棒です。
12画目は「重」の真ん中の「日」の上の横棒から縦におろします。
13画目は「重」の真ん中の「日」の二番目の横棒です。
14画目は「重」の真ん中の「日」の一番下の横棒です。
15画目は「重」の長い縦棒です。
16画目は「重」の下の短い横棒です。
17画目は「重」の一番下の長い横棒です。
これらが、金へんに重い(鍾)の書き方です。
金へんに重い(鍾)の熟語は?
さらには、金へんに重い(鍾)を用いた熟語についても確認していきましょう。
金へんに重い(鍾)を使った熟語としては、
・鍾愛
・鍾乳洞
あたりが代表的です。
各々の意味や読み方などについては別途こちらで解説していますので、参考にしてみてください。
まとめ 金へんに重い(鍾)の漢字の意味や読み方や部首や画数や熟語や書き方や異体字は?
ここでは、金へんに重い(鍾)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説しました。
漢字はややこしいものが多いため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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