たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。
このわかりそうでわからない漢字の代表として「目へんに堂(瞠)」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。
ここでは、この目へんに堂(瞠)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説していきますので、参考にしてみてください。
目へんに堂(瞠)の意味や読み方は?
それではまず目へんに堂の漢字(瞠)の意味や読み方について見ていきましょう。目へんに堂(瞠)という漢字の読み方は音読みで「トウ」「ドウ」、訓読みで「みつ(める)」「みは(る)」となります。
訓読みの「みつ(める)」や「みは(る)」は日常でも馴染みのある読み方ですね。音読みの「ドウ」はつくりの読みと合わせて覚えると良いですね。
ここで瞠の漢字の意味について説明していきます。
この目へんに堂(瞠)という漢字の意味は、目を大きく見開く。注意深く監視する。という二つの意味があります。
この漢字は、先ほど書いたように一文字で「(目を)見張る」という意味を持っていますが、先に「目を」という言葉を付けて使うことが多く「見張る(監視をする。)」という行為に対して使うことはありません。ただ、この漢字は常用漢字ではないため多くの場合、「見張る」と置き換えて使われています。
この漢字を使う熟語で一番よく使われているであろう「瞠目」という熟語があります。この熟語は「目を見張る」という意味の瞠と目という漢字を使っているので、「驚き、感心したりして、目を見開くこと」という目へんに堂(瞠)の漢字の意味と同じような意味で使われています。目が使われて詳しく場面を説明するような熟語になっています。
この目へんに堂(瞠)の漢字は、つくりの堂の部分が音を表しています。
このように言葉の意味を知ることで見慣れない漢字でも覚えやすくなります。
目へんに堂(瞠)の漢字の部首や画数は?
なお、目へんに堂(瞠)の漢字の部首や画数が知りたい人もいるでしょう。
結論からいいますと、目へんに堂(瞠)の部首は「目へん」であり、画数は「16画」となります。
目へんに堂(瞠)の書き方や書き順は?
また目へんに堂(瞠)の書き方(書き順)についても見ていきましょう。
目へんに堂の漢字の書き順は以下の通りです。
目へんに堂(瞠)の1画目は目へんの左側にある縦棒の部分から始まります。
2画目は目へんの縦棒の横で、1画目と垂直に書き始め、途中で曲がり下に伸ばします。
3画目は目へん中の一本目の横棒となります。
4画目は目へんの中の二本目の横棒です。
5画目は目へんの一番下の横棒です。
6画目は右側のつくりの堂を書きます。最初に一番上の真ん中の縦線を書きます。
7画目は右側のつくりの堂の最初に書いた縦線の左側に左上から右下に向けて点を書きます。
8画目は右側のつくりの堂の最初に書いた縦線の右側に右上から左下に向けて点を書きます。
9画目は右側のつくりの堂の上の点の下の左側に短く縦線を書きます。
10画目は右側のつくりの堂の先ほど書いた縦線の右側に横線を書き途中で曲げ下に少し伸ばします。
11画目は右側のつくりの堂の中の「口」を書きます。まず、左側の縦線を書きます。
12画目は右側のつくりの堂の中の「口」の左側の縦線に垂直に横線を書き途中で曲げ下に伸ばします。
13画目は右側のつくりの堂の中の「口」の一番下の横線を書きます。
14画目は右側のつくりの堂の下の「土」を書きます。先ほど書いた「口」の下に横棒を書きます。
15画目は右側のつくりの堂の下の「土」の縦棒を書きます。
16画目は右側のつくりの堂の下の「土」の一番下の横棒を一番長めに書きます。
これらが目へんに堂(瞠)の書き方です。
目へんに堂(瞠)の熟語は?
目へんに堂(瞠)を用いた熟語について確認していきましょう。
目へんに堂(瞠)を使った熟語としては、
・瞠目(どうもく)
・瞠若(どうじゃく)
・瞠視(どうし)
あたりが代表的です。
各々の意味や読み方などについては別途こちらで解説していますので、参考にしてみてください。
まとめ 目へんに堂(瞠)の意味や読み方や部首や画数や熟語や書き方や異体字は?
ここでは、目へんに堂(瞠)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説しました。
漢字はややこしいものが多いため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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