たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。
このわかりそうでわからない漢字の代表として「王へんに月(玥)」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。
ここでは、この王へんに月(玥)の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説していきますので、参考にしてみてください。
王へんに月(玥)の漢字の意味や読み方は?
それではまず王へんに月(玥)の漢字の意味や読み方について見ていきましょう。
王へんに月(玥)という漢字の読み方は音読みで「ゲツ」、訓読みはありません。
宝玉という意味をもつ「王」へんに、ゲツと読める「月」が組み合わされたもので、読み方は音読み「ゲツ」のみとなります。
漢字の「月」と同じ音読みなので、とても覚えやすいですね。
王へんに月(玥)の漢字は常用漢字では無く、人名漢字として遣うこともみとめられていませんので、日ごろ目にする機会が全くと言っていいほど無いかもしれません。
また、中国でも文章中に遣われることはほとんど無いようで、まれに名字として見かける程度の漢字のようです。
中国語辞典によると王へんに月(玥)の漢字には、「古代中国の伝説中の珠(宝玉)」といった意味があります。
王へんのついた多くの漢字がそうであるように、「玥」という漢字も貴重な宝玉という意味を持っています。
ただし「玥」の場合は実際に存在する宝石類ではなく、空想上の宝玉をさしています。
月は世界各国で古来より親しまれ、神話や伝承も数多く残されています。
そのイメージと紐付けて、ファンタスティックな意味合いを持つと覚えておくと良さそうです。
「玥」という漢字自体が日ごろ目にする機会が少ない、伝説上の存在のような漢字であると考えるととても面白いですね。
王へんに月(玥)の漢字の部首や画数は?
なお、王へんに月(玥)の漢字の部首や画数が知りたい人もいるでしょう。
結論からいいますと、王へんに月(玥)の部首は「いとへん」であり、画数は「8画」です。
王へんに月(玥)の書き方や書き順は?
また王へんに月(玥)の書き方(書き順)についても見ていきましょう。
王へんに月(玥)の漢字の書き順は以下の通りです。
王へんに暇の右(瑕)の1画目は王へんの一番上の横棒でまっすぐ右にひきます。
2画目は1画目との真ん中あたりから書き始め、まっすぐ下にひきます。
3画目は王へんの二段目の横棒でまっすぐ右にひきます。
4画目は王へんの一番下の横棒で、やや右上がりに払うようにまっすぐひきます。
5画目は「月」の左側の払いで、1画目の書き終わりのやや右上から書き始め、まっすぐ下に伸ばして左へ払います。
6画目は5画目の書き始めと同じ位置から書き始め、右に横棒を引き折れて下にまっすぐ伸ばしてはねます。
7画目は「月」の2段目の横棒で、5画目の真ん中よりやや上から書き始めまっすぐ右に引きます。
8画目は「月」の3段目の横棒で、5画目の真ん中よりやや下から書き始めまっすぐ右に引きます。
これらが、王へんに月(玥)の書き方です。
王へんに月(玥)の熟語は?
さらには、王へんに月(玥)を用いた熟語についても確認していきましょう。
王へんに月(玥)を使った熟語・言葉は残念ながら一般的では無いようです。
漢字そのものの意味と読み方を覚えておくと良いでしょう。
各々の意味や読み方などについては別途こちらで解説していますので、参考にしてみてください。
まとめ 王へんに月(玥)の意味や読み方や部首や画数や熟語や書き方や異体字は?
ここでは、王へんに月(玥)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説しました。
漢字はややこしいものが多いため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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