たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。
このわかりそうでわからない漢字の代表として「行にんべんに方(彷)」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。
ここでは、この行にんべんに方(彷)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説していきますので、参考にしてみてください。
行にんべんに方(彷)の意味や読み方は?
それではまず行にんべんに方の漢字(彷)の意味や読み方について見ていきましょう。
行にんべんに方(彷)という漢字の読み方は音読みで「ホウ」、訓読みで「さまよ(う)」、「にかよ(う)」となります。
音読みの「ホウ」という読み方ですが、右側の「方」が「ホウ」と読むことから、読み方を容易に想像ができるのではないでしょうか。
一方、訓読みでは「さまよ(う)」、「にかよ(う)」という読み方をします。こちらの読み方は「彷」という漢字単体では読み方を想像することは一見難しそうですね。
「彷(さまよ)う」は「彷徨(さまよ)う」と同じ意味で使われます。「彷徨う」という漢字で使われることが一般的ですが、同じ「彷」の漢字を使っているので併せて覚えておきましょう。また、「彷(にかよ)う」は読み方としては難しいですが、「似通う(にかよう)」と同じ意味で使われていて、こちらの方が馴染みがあって覚えやすいですね。
行にんべんに方(彷)の意味としては、「あてもなくぶらぶらと歩く・徘徊すること(いわゆる「さまよう」こと」」「よく似ていること」「はっきりしないこと」を指します。
例文としては、真夜中に行く当てもなく駅前を彷う・・などと使いますね。
なお、似ているという意味の「彷」としては、熟語の彷彿(ほうふつ)などに使用されており、あの子は亡くなった父の顔を彷彿としている・・・などと使用します。
行にんべんに方(彷)を始めとして漢字全般の意味では、前後の文脈や使われる熟語などによっても変化すると覚えておくといいです。
行にんべんに方(彷)の漢字の部首や画数は?
行にんべんに方(彷)の漢字の部首や画数が知りたい人もいるでしょう。
先ほども解説しましたが、行にんべんに方の(彷)の部首は「行にんべん」であり、画数は「7画」です。
行にんべんに方(彷)の書き方や書き順は?
また行にんべんに方(彷)の書き方(書き順)についても見ていきましょう。
行にんべんに方(彷)の漢字の書き順は以下の通りです。
行にんべんに方(彷)の1画目は左側の上の払い部分から始まります。
2画目は左側の下の払い部分です。
3画目は2画目から真っすぐ縦棒を書きます。
4画目は「方」の上の短い縦棒になります。
5画目は「方」の長い横棒です。
6画目は「方」の真ん中の短い横棒から下におろして跳ねます。
7画目は「方」の長い払い部分です。
これらが、行にんべんに方(彷)の書き方です。
行にんべんに方(彷)の熟語は?
さらには、行にんべんに方(彷)を用いた熟語についても確認していきましょう。
行にんべんに方(彷)を使った熟語としては、
「彷彿」
「彷徨」
あたりが代表的です。
各々の意味や読み方などについては別途こちらで解説していますので、参考にしてみてください。
まとめ 行にんべんに方(彷)の意味や読み方や部首や画数や熟語や書き方や異体字は?
ここでは、行にんべんに方(彷)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説しました。
漢字はややこしいものが多いため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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