たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。
このわかりそうでわからない漢字の代表として「行にんべんに玄(衒)」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。
ここでは、この行にんべんに玄(衒)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説していきますので、参考にしてみてください。
行にんべんに玄(衒)の意味や読み方は?
それではまず行にんべんに玄の漢字(衒)の意味や読み方について見ていきましょう。なお、多くの人は部首が行にんべんと思いがちの感じですが、後に解説するように正確にはゆきがまえ(ぎょうがまえ)のため注意するといいです。
今回は、わかりやすい(厳密には間違っている)行にんべんに玄(衒)という表記で話進めていきます。
行にんべんに玄(衒)という漢字の読み玄は音読みで「ゲン」、訓読みで「てら(う)」「ひけ(らかす)」、「う(る)」となります。
音読みの「ゲン」という読み方ですが、右側の「玄」が「ゲン」と読むことから、読み方を容易に想像ができるのではないでしょうか。
一玄、訓読みでは「てら(う)」「ひけ(らかす)」「う(る)」という読み方をしますが、読み方としては耳にしたことがある方もいるかもしれませんが、漢字を見てみると普段から馴染みがなく難読ですね。これを機会に覚えておくと良いです。
行にんべんに玄(衒)の意味としては訓読みの読み方からも想像できますが、「自分で自分をほめて宣伝すること」「自分の才能や学問などを誇り示したり、見せびらかすこと」を指します。
類義語としては「見栄を張る」「鼻にかける」といった言葉があり、こちらと併せて覚えておくと忘れないでしょう。
また、「衒る(うる)」の読み方で使用する場合は、「自分を売り込むこと」や「品物を実際よりもよく見せて売ること」といった意味で使われます。
行にんべんに玄(衒)を始めとして漢字全般の意味では、前後の文脈や使われる熟語などによっても変化すると覚えておくといいです。
行にんべんに玄(衒)の漢字の部首や画数は?
行にんべんに玄(衒)の漢字の部首や画数が知りたい人もいるでしょう。
先ほども解説しましたが、行にんべんに玄の(衒)の部首は「ゆきがまえ」であり、画数は「11画」です。なお、「ゆきがまえ」は「ぎょうがまえ」とも言います。
行の左側だけですと「行にんべん」となりますが、「行」を使った場合「ゆきがまえ」「ぎょうがまえ」となりますので、注意が必要です。
行にんべんに玄(衒)の書き玄や書き順は?
また行にんべんに玄(衒)の書き玄(書き順)についても見ていきましょう。
行にんべんに玄(衒)の漢字の書き順は以下の通りです。
行にんべんに玄(衒)の1画目は左側の上の払い部分から始まります。
2画目は左側の下の払い部分です。
3画目は2画目から真っすぐ縦棒を書きます。
4画目は「玄」の上の短い縦棒になります。
5画目は「玄」の上の横棒になります。
6画目は「玄」の「く」の部分になります。
7画目は「玄」の5画目と平行に書き始め、カタカナの「ム」のように真っすぐの横棒を書きます。
8画目は「玄」の「ム」の止めのところになります。
9画目は行の右側の上の横棒です。
10画目は行の右側の下の横棒です。
11画目は行の右側の真っすぐの縦棒を書き、最後に跳ねます。
これらが行にんべんに「玄」(衒)の書き方になります。
行にんべんに玄(衒)の熟語は?
さらには、行にんべんに玄(衒)を用いた熟語についても確認していきましょう。
行にんべんに玄(衒)を使った熟語としては、
「衒学」
「誇衒」
「衒売」
あたりが代表的です。
各々の意味や読み方などについては別途こちらで解説していますので、参考にしてみてください。
まとめ 行にんべんに玄(衒)の意味や読み方や部首や画数や熟語や書き方や異体字は?
ここでは、行にんべんに玄(衒)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説しました。
漢字はややこしいものが多いため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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