たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。
このわかりそうでわからない漢字の代表として「虫へんに累(螺)」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。
ここでは、この虫へんに累(螺)の漢字のの意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説していきますので、参考にしてみてください。
虫へんに累の漢字(螺)の意味や読み方は?
それではまず虫へんに累の漢字(螺)の意味や読み方について見ていきましょう。虫へんに累(螺)という漢字の読み方は音読みで「ラ」、訓読みで「つぶ」「にし」「ほらがい」となります。
訓読みの「にし」は日常でよく見聞きされる「田螺」(たにし)で使われている読み方ですね。音読みの「ラ」は熟語と合わせて覚えると良いですね。
ここで螺の漢字の意味について説明していきます。
この虫へんに累(螺)には2つ意味があります。まず、ツブ、ニシ、サザエ、ホラガイなどの巻貝の総称。もうひとつは、渦巻き型のもの。です。
この漢字は、虫や動物を表す虫へんと糸を束ねて作られるより糸を象形して作られた塁という漢字によって作られています。このことから、殻が渦巻き状に積み重なった巻貝や、渦巻き型のものを意味する漢字となりました。
実際、この漢字は「栄螺」(さざえ)や「法螺貝」(ほらがい)田螺(たにし)など、巻貝の漢字に使われることが多いです。
他にも、螺旋(らせん)や螺子(ねじ)など渦巻き型のものの漢字にも良く使われています。
このようにすでに知っているもの(田螺や螺旋)とのイメージと結びつけると、見慣れない漢字でも覚えやすくなります。
虫へんに累(螺)の漢字の部首や画数は?
なお、虫へんに累(螺)の漢字の部首や画数が知りたい人もいるでしょう。
結論からいいますと、虫へんに累(螺)の部首は「虫へん」であり、画数は「17画」となります。
虫へんに累(螺)の書き方や書き順は?
また虫へんに累(螺)の書き方(書き順)についても見ていきましょう。
虫へんに累の漢字の書き順は以下の通りです。
虫へんに暇(蝦)の1画目は虫へんの真ん中にある縦棒の部分から始まります。
2画目は虫へんの縦棒の横で、1画目と垂直に書き始め、途中で曲がり下に伸ばします。
3画目は虫へんの「口」の下の横棒となります。
4画目は虫へんの「口」を貫くようにまっすぐ下に縦棒を書きます。
5画目は虫へんの「口」を貫いて書いた縦棒の下に、やや右上がりに横棒を書きます。
6画目は虫へんの縦棒の下に書いた横棒にやや長めに点を書きます。
7画目は累の上部、田の字の左縦棒を下ろしましょう。
8画目は累の上部、田の字の上から右横に伸ばし、途中で曲げ下におろします。
9画目は累の上部、田の字の中の真ん中に縦棒を書きます。
10画目は累の上部、田の字の中の真ん中に横棒を引きます。
11画目は累の上部、田の字の一番下の横棒を書きます。
12画目は累の下部、糸の字の上の「く」の字を書きます。
13画目は累の下部、糸の字の最初に書いた「く」の字の下に右上から左下に斜めに書き、そこから横棒を書きます。
14画目は累の下部、糸の字の13画目に書いた横棒の右側に点を書きます。
15画目は累の下部、糸の字の下の縦棒を書きます。
16画目は累の下部、15画目に書いた縦棒の左側に右上から左下に向かって天ウィ書きます。
17画目は累の下部、16画目に書いた点の反対側に左上から右下に向かって点を書きます。
これらが虫へんに累(螺)の書き方です。
虫へんに累(螺)の熟語は?
虫へんに累(螺)を用いた熟語について確認していきましょう。
虫へんに累(螺)を使った熟語としては、
・栄螺(さざえ)
・螺旋(らせん)
・法螺(ほら)
あたりが代表的です。
各々の意味や読み方などについては別途こちらで解説していますので、参考にしてみてください。
まとめ 虫へんに累(螺)の漢字の意味や読み方や部首や画数や熟語や書き方や異体字は?
ここでは、虫へんに累(螺)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説しました。
漢字はややこしいものが多いため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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