たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。
このわかりそうでわからない漢字の代表として「米へんに刃(籾)」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。
ここでは、この米へんに刃(籾)の漢字のの意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説していきますので、参考にしてみてください。
米へんに刃の漢字(籾)の意味や読み方は?
それではまず米へんに刃の漢字(籾)の意味や読み方について見ていきましょう。
米へんに刃(籾)という漢字の読み方は、訓読みで「もみ」で音読みはありません。
訓読み「もみ」は日常生活の中であまり使わない言葉かもしれません。一文字の漢字からは想像が難しい読み方ですね。これを機会に覚えておきましょう。
ここで「籾」の漢字の意味について説明します。
「もみ」とは、穀物の実の皮のことを言います。とくに、稲(いね)の実の皮のことをさすことが多いです。皮がついたままの稲そのものを「もみ」と言う場合もあります。
日本人が昔から食べてきたお米は、この稲(いね)という植物の実の部分です。田んぼから稲刈りをしたあと、茎と実を離す「脱穀(だっこく)」という作業のあと、「籾摺り(もみすり)」と呼ばれる工程で、皮である「もみ」と中身のお米とに分けられます。
籾摺りで分けられた「もみ」は、「籾殻(もみがら)」とも呼ばれますが、肥料などに使われます。
「籾」は、国字といって日本で作られた漢字です。お米の「もみ」には、刃のようにとがった部分があることから、この漢字が生まれました。
「刃」という字と「刄」という字がありますが、書くときはどちらで書いてもよいとされています。
米へんに刃(籾)の漢字の部首や画数は?
なお、米へんに刃(籾)の漢字の部首や画数が知りたい人もいるでしょう。
結論からいいますと、米へんに刃の(籾)部首は「こめへん」であり、画数は「9画」です。
米へんに刃(籾)の書き方や書き順は?
また米へんに刃(籾)の書き方(書き順)についても見ていきましょう。
米へんに刃の漢字の書き順は以下の通りです。
米へんに刃(籾)の1画目は米へんの左上の部分から始まります。
2画目は米へんの右上の部分を、ななめ右上からはらいます。
3画目は米へんの横棒になります。
4画目は米へんの縦棒になります。
5画目は米へんの左下の払いの部分です。
6画目は米へんの右下の止めのところです。
7画目は「刃」の上の部分、横棒を書き、折れて縦に下ろしてはねます。
8画目は「刃」の中央の部分、カタカナの「ノ」のように書きます。
9画目は「刃」の中央の部分、左から右へ大きくはらいます。
これらが、米へんに刃(籾)の書き方です。
米へんに刃(籾)の熟語は?
さらには、米へんに刃(籾)を用いた熟語についても確認していきましょう。
米へんに刃(籾)を使った熟語としては、
・籾殻
・籾糠
・種籾
あたりが代表的です。
各々の意味や読み方などについては別途こちらで解説していますので、参考にしてみてください。
まとめ 米へんに刃(籾)の漢字の意味や読み方や部首や画数や熟語や書き方や異体字は?
ここでは、米へんに刃(籾)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説しました。
漢字はややこしいものが多いため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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