たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。
このわかりそうでわからない漢字の代表として「金へんに垂(錘)」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。
ここでは、この金へんに垂(錘)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説していきますので、参考にしてみてください。
金へんに垂(錘)の意味や読み方は?
それでは、まず金へんに垂の漢字(錘)の読み方や意味について見ていきましょう。
金へんに倉という漢字の読み方は音読みで「スイ」、「ツイ」、「ズイ」、訓読みで「おもり」「つむ」となります。
ここで錘の漢字の意味について説明します。代表的な意味は3つあります。一個ずつ順に見ていきましょう。
1つ目は「はかりの付属品で、物の重さと釣り合わせるための金属」を指します。具体的に例を挙げると、誰もが経験したことと思いますが、理科の授業で使用する上皿天秤に用いる「分銅」のことです。この意味を持つ代表的な熟語は「鉛錘」です。
2つ目は、「糸を紡ぐ道具のこと」です。この意味を持つ代表的な熟語は、「紡錘」です。具体的にいうと、鉄製の細い棒で、これを管に差し込んで回転させ、糸を巻くと同時によりをかけるものです。昆虫「クツワムシ(轡虫)」の鳴き声が、この時の音に似ていることから、クツワムシの異名として使われることもあるようです。
3つ目は、「釣りの仕掛けを沈めるためにつける鉛」「漁網を沈めるためにつけるもの」です。「沈子(ちんし)」ともいいます。特に、前者については、魚釣りをしたことのある方ならご存知かと思います。
俗にいう「おもり」のことで、ナス状の形をしたものや、球状のもの、板状のものと、いろいろありますね。
金へんに垂(錘)の漢字の部首と画数は?
なお、金へんに垂(錘)の漢字の部首や画数を知りたい人もいるでしょう。
結論から言いますと、金へんに垂(錘)の部首は「かねへん」であり、画数は「16画」です。
金へんに垂(錘)の書き方や書き順は?
また、金へんに垂(錘)の書き方や書き順について見ていきましょう。
金へんに倉の漢字の書き順は以下のとおりです。
まず左側の「金」の部分です。
1画目が金へんの、左下へのはらいになります。
2画目が金へんの、右下へ向かって止める感じで書きます。
3画目は1番目の横棒です。
4画目は2番目の横棒です。
5画目は縦棒です。
6画目は上から下へ止める感じで書きます。
7画目は上から下へ少しはらう感じで書きます。
8画目は一番下の横棒で、若干はねるように書くのがポイントです。
右側に移って、「垂」の部分です。
9画目は上から左下へのはらいになります。
10画目は横棒です。
11画目は横棒です。
12画目は縦棒です。
13画目は縦棒です。
14画目は横棒です。
15画目は縦棒です。
16画目は横棒です。
これらが、金へんに垂(錘)の書き方です。
金へんに垂(錘)の熟語は?
金へんに垂(錘)を用いた熟語についても確認しましょう。金へんに垂(錘)を使った熟語としては、
・鉛錘
・紡錘
あたりが代表的です。
各々の意味や読み方については、別途こちらで解説していますので、参考にしてみてください。
まとめ 金へんに垂(錘)の漢字の意味や読み方や部首や画数や熟語や書き方や異体字は?
ここでは、金へんに垂(錘)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説しました。
漢字はややこしいものが多いため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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