たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。
このわかりそうでわからない漢字の代表として「麦へんに菊(麹)」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。
ここでは、この麦へんに菊(麹)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説していきますので、参考にしてみてください。
麦へんに菊の漢字(麹)の意味や読み方は?
それではまず麦へんに菊の漢字(麹)の意味や読み方について見ていきましょう。
麦へんに菊(麹)という漢字の読み方は音読みで「キク」、訓読みで「こうじ、さけ」となります。
米麹や塩麹、最近では調味料として一般家庭で使うことが増えたかもしれません。
麹に含まれるプロテミアーゼという酵素がお肉などのタンパク質を分解してアミノ酸を作り出し柔らかさと旨みが増すといことから漬けタレによく使われるようですね(^^)
読み方としては訓読みの「こうじ」の方が目にすることが多いのではないでしょうか。
他にも「麴」や「糀」という漢字でみたことがある人もいるのではないでしょうか。実は「麹」という漢字ですが簡易慣用字体といい、主に印刷物などに国語審議会で代わりに使用しても良いと判断されている字体のことです。
ですので、元となる字が「麴」、簡易慣用字体が「麹」となります。また、「糀」という漢字ですがこれは日本独自の国字にあたるものです。
麹からカビが生えた様子が花開くように見えることから作られた漢字です。こうしたいくつかの漢字が存在している「麹」ですが、どの漢字でも意味は同じですので商品名などに記載されていて迷った場合も物は麹そのもので同じと考えていいです。
麦へんに菊(麹)の漢字の部首や画数は?
なお、麦へんに菊(麹)の漢字の部首や画数が知りたい人もいるでしょう。
結論からいいますと、麦へんに菊(麹)の部首は「麦にょう」であり、画数は「15画」です。
麦へんに菊(麹)の書き方や書き順は?
また麦へんに菊(麹)の書き方(書き順)についても見ていきましょう。
麦へんに菊(麹)の漢字の書き順は以下の通りです。
麦へんに菊(麹)の1画目が麦へんの上の横棒になります。
2画目は麦へんの縦棒ですね。
3画目は1画目下の横棒です。
4画目は3画目下の横棒です
5画目は4画目から左下に短くはらう部分です。
6画目は5画目から右に引っ張る横棒と折り返して左下にはらう部分です。
7画目は右に長くはらう部分です。
8画目は菊の上にある左下に短くはらう部分です。
9画目は8画目から右に引っ張る横棒と米を包むようにした縦棒です。
10画目は米部分の左上の点です。
11画目は右上の点です。
12画目は真ん中の横棒です。
13画目は12画目にクロスする縦棒です。
14画目は左下のはらう部分です。
最後15画目は右下の短く止める部分です。
これらが、麦へんに菊(麹)の書き方です。
麦へんに菊(麹)の熟語は?
さらには、麦へんに菊(麹)を用いた熟語についても確認していきましょう。
麦へんに菊(麹)を使った熟語としては、
・米麹(こめこうじ)
・麹車(きくしゃ)
があります。昔は麹、酒を積んだ車を麹車といったそうです。
各々の意味や読み方などについては別途こちらで解説していますので、参考にしてみてください。
まとめ 麦へんに菊(麹)の漢字の意味や読み方や部首や画数や熟語や書き方や異体字は?
ここでは、金へんに真(鎮)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説しました。
漢字はややこしいものが多いため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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