たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。
このわかりそうでわからない漢字の代表として「足へんに質(躓)」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。
ここでは、この足へんに質(躓)の漢字のの意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説していきますので、参考にしてみてください。
足へんに質の漢字(躓)の意味や読み方は?
それではまず足へんに質(躓)の意味や読み方について見ていきましょう。
足へんに質(躓)の読み方は、音読みで「チ」「シツ」「シチ」、訓読みで「つまず(く)」となります。
足へんに質(躓)の意味は、「つまずく」「よろける」「なやむ」「失敗する」などがあります。
この漢字を初めて見たという方でも、きっと「つまずく」という言葉を聞いたり、使ったりしたことがある人は多いでしょう。
もともとの躓の意味としては、物理的につまずいたり、けつまずいたりすることでした。
そのことから転じて、物事などにしくじること、失敗することなどの意味ができたようです。
「小学校の算数でつまずいてしまった」とか、「つまずきをひとつひとつ解消」といった表現もありますね!
その意味の身近さとは裏腹に、この漢字そのものを見ることや書くことが少ないせいなのか、漢検では1級の範囲になっています。
足へんに質(躓)の漢字の部首や画数は?
なお、足へんに質(躓)の漢字の部首や画数が知りたい人もいるでしょう。
結論からいいますと、足へんに質(躓)の部首は「足へん」であり、画数は「22画」です。
足へんに質(躓)の書き方や書き順は?
また、足へんに質(躓)の書き方や書き順についても見ていきましょう。
足へんに質(躓)の書き順は以下の通りです。
1画目は足へんの口の部分の縦棒です。
2画目は口の部分の上と右の部分です。
3画目は口の部分の下の部分です。
4画目は口の下につく棒の部分です。
5画目は4画目の真ん中のあたりにつく、右側に伸びる横棒です。
6画目は,4画目に並行に書きましょう。左側に短めに書きます。
7画目は、4画目と6画目の下の方にくっつけて書く横棒です。少し右肩上がりにシュッとひきます。
8画目は、右の部分の左上のほうにある斤の字の1画目です。左ななめ下にはらいましょう。
9画目は、8画目に続いて書きましょう。左下にはらい下げます。
10画目は、8画目と9画目の境目から書き始める横棒です。
11画目は、10画目の真ん中ほどから下に棒を引きます。これで1つ目の「斤」の完成です。
12画目は、右の部分の右上のほうにある斤の字の1画目です。左ななめ下にはらいましょう。
13画目は、12画目に続いて書きましょう。左下にはらい下げます。
14画目は、12画目と13画目の境目から書き始める横棒です。
15画目は、14画目の真ん中ほどから下に棒を引きます。これで2つ目の「斤」の完成です。
16画目は、「貝」の部分の一画目です。左側に長い棒を一本垂直に下ろします。
17画目は、16画目の書きはじめから、右に書いたあとそのまままげて、垂直に下ろします。
18画目は、16画目の途中から右にのばします。
19画目は、18画目と同様に、16画目の途中から右にのばします。
20画目は、「目」の部分の終わりの部分です。横棒を引いて閉じましょう。
21画目は、「目」の下に、左下方向に点を打ちます。
22画目は、「目」の下に、右下方向に点を打ちます。
足へんに質(躓)の熟語は?
さらには、足へんに質(躓)を用いた熟語についても確認していきましょう。
足へんに質(躓)を使った熟語としては、
・蹉躓(さち)…つまずくことという意味がある
などがあります。
まとめ 足へんに質(躓)の漢字の意味や読み方や部首や画数や熟語や書き方や異体字は?
ここでは、足へんに質(躓)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説しました。
漢字はややこしいものが多いため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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