たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。
このわかりそうでわからない漢字の代表として「米へんに康(糠)」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。
ここでは、この米へんに康(糠)の漢字のの意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説していきますので、参考にしてみてください。
米へんに康の漢字(糠)の意味や読み方は?
それではまず米へんに康(糠)の意味や読み方について見ていきましょう。
それでは米へんに康の漢字(糠)の意味や読み方について見ていきましょう。
米へんに康(糠)という漢字の読み方は音読みで「コウ」、訓読みで「ぬか」となります。
音読みの「コウ」はつくりの漢字「康」と同じ読み方ですので、わかりやすいですね。
訓読みの「ぬか」は日常生活のなかで使うことが多くない言葉なうえ、一文字の漢字からは想像しにくい読み方かもしれませんが、これを機会に覚えておくといいですね。
「糠」は漢字検定準1級に出題される漢字です。普段あまり使わない、難しい漢字です。
ここで糠の漢字の意味について説明します。意味は主に3つあります。
一つ目は、「ぬか」です。「ぬか」とは、麦や、玄米を精白するときに出る粉のことを言います。主に胚芽や種皮です。
わたしたちが食べているお米は稲の実ですが、収穫したあと、籾(もみ)をとりのぞくと茶色い玄米の状態になり、さらに「ぬか」をとりのぞくと白いお米の状態になります。
米ぬかには、栄養素がたくさん含まれているため、食品にはなりませんが飼料になったり、化粧品や石鹸に利用されたり、漬物のぬか床になったりと、さまざまな方法で利用されます。
二つ目は、ぬかのようにとても細かいもの、という意味があります。
三つ目は、粗末な食品という意味があります。
米へんに康(糠)の漢字の部首や画数は?
なお、米へんに康(糠)の漢字の部首や画数が知りたい人もいるでしょう。
結論からいいますと、米へんに康の(糠)部首は「こめへん」であり、画数は「17画」です。
米へんに康(糠)の書き方や書き順は?
また米へんに康(糠)の書き方(書き順)についても見ていきましょう。
米へんに康の漢字の書き順は以下の通りです。
米へんに康(糠)の1画目は米へんの左上の部分から始まります。
2画目は米へんの右上の部分を、ななめ右上からはらいます。
3画目は米へんの横棒になります。
4画目は米へんの縦棒になります。
5画目は米へんの左下の払いの部分です。
6画目は米へんの右下の止めのところです。
7画目は「康」の一番上の縦棒です。
8画目は7画目の下に横棒を書きます。
9画目は8画目からつなげて、「ノ」を書くようにし「广」を書きます。
10画目は「康」の中に横棒、つなげて下に折れて縦棒を書きます。
11画目は10画目の下に横棒です。
12画目は10画目につながるように横棒を書きます。
13画目は「康」の中央の縦棒を書き、はねます。
14画目は「康」の下の「水」の部分、左上の点です。
15画目は「康」の下の「水」の左下から中央に向かってはらいます。
16画目は「康」の下の「水」の右上から中央に向かってはらいます。
17画目は「康」の下の「水」、中央から右下に向かってのばし、とめます。
これが、米へんに康(糠)の書き方です。
米へんに康(糠)の熟語は?
さらには、米へんに康(糠)を用いた熟語についても確認していきましょう。
米へんに康(糠)を使った熟語は
・糟糠
・糠床
・小糠雨
などがあります。
各々の意味や読み方などについては別途こちらで解説していますので、参考にしてみてください。
まとめ 米へんに康(糠)の漢字の意味や読み方や部首や画数や熟語や書き方や異体字は?
ここでは、米へんに康(糠)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説しました。
漢字はややこしいものが多いため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
コメント