論文や企画書など様々な文書作成で活躍するWord（ワード）。
そんな便利なWord（ワード）ですが、「分数」を入力したいと思ったことはありませんか？
「分数」の入力方法が分からず、図形で「分数」を作成…などしていませんでしょうか。
本記事では、Word（ワード）での「分数」の打ち方・書き方・入れ方（小さい：文字も）をご紹介します。
ワードの分数の打ち方・書き方・入れ方（二分の一：数式など）1
Wordで「分数」を入力する方法をご紹介します。
（１）「挿入」タブ＞「記号と特殊文字」グループ＞「数式」ボタンをクリック
（２）「数式」タブが表示されるので、「分数」をクリックし、「分数（縦）」をクリック
（３）数式欄が表示されるので、分数の「□」にカーソルを合わせ任意の数字を入力する
「分数」が入力できました！
【補足①】計算式にする方法
数式欄にカーソルを合わせると数式を編集できます。
分数に続けて、演算記号を入力したり、再度「分数」ボタンを押して分数を入力できます。
【補足②】帯分数の入力方法
分数の左に整数がくる帯分数を入力する場合は、数式欄にカーソルを合わせ、
分数の左側に数字を入力してください。
※帯分数の整数部分のフォントサイズが大きい場合は、整数部分のテキストを選択し、
フォントサイズを変更することで、調整することができます。
【補足③】分数のフォントを変更する方法
分数を入力すると、分数の既定フォントである「Cambria Math」で入力されます。
フォントを変更したい場合は、以下の手順を実施してみてください。
（１）分数のフォントを変更する場合は、変更したい数式欄をクリックし、
「数式」タブ＞「テキスト」ボタンをクリック
（２）「ホーム」タブからフォントを変更する
ワードの分数の打ち方（小さい：上付き・下付き文字を含む場合）2
続いて、小さい文字（上付き文字・下付き文字）を含む場合の「分数」の入力方法をご紹介します。
①「上付き文字」を含む場合の分数の入力方法
（１）「挿入」タブ＞「記号と特殊文字」グループ＞「数式」ボタンをクリック
（２）「数式」タブが表示されるので、「分数」をクリックし、「分数（縦）」をクリック
（３）数式欄の上付き文字を入力したい部分の「□」をクリックし、
「数式タブ」＞「上付き／下付き文字」をクリック＞「上付き文字」をクリック
（３）数式欄に上付き文字が表示されるので、数字を入力する。
「上付き文字」が入力出来ました！
①下付き文字を含む場合の分数の入力方法
（１）「挿入」タブ＞「記号と特殊文字」グループ＞「数式」ボタンをクリック
（２）「数式」タブが表示されるので、「分数」をクリックし、「分数（縦）」をクリック
（３）数式欄の上付き文字を入力したい部分の「□」をクリックし、
「数式タブ」＞「上付き／下付き文字」をクリック＞「下付き文字」をクリック
（３）数式欄に下付き文字が表示されるので、数字を入力する
「下付き文字」が入力出来ました！
ワードの分数の打ち方（文字を含む場合）3
次に、文字を含む場合の分数の入力方法をご紹介します。
例示として今回は「二次方程式の解の公式」を入力してみましょう。
（１）「挿入」タブ＞「記号と特殊文字」グループ＞「数式」ボタンをクリック
（２）「数式」タブが表示されるので、「分数」をクリックし、「分数（縦）」をクリック
（３）数式欄の文字を入力したい部分の□をクリックして、文字を入力出来ます。
アルファベット等もキーボードから入力できます。
（４）つづいて分子にも文字を入力していきます。
※±などの記号は、キーボードから入力することも出来ますし、
「数式」タブ＞「記号と特殊文字」からクリックして入力することも出来ます。
（５）平方根は「数式」タブから入力できます。
（６）平方根の中にも数字を入力すると、解の公式が完成します！
ワードの分数の打ち方（切れてしまう場合の解決方法）4
分数を入力している際に、このように数字の上下が切れてしまう場合があります。
その場合は、行間が固定値になっている可能性があるので、
「１行」等に変更することで解決可能です。
（１）「ホーム」タブ＞「段落グループ」＞「段落の設定」（右下の矢印マーク）をクリック
（２）行間を「１行」等に設定します。
（３）分数が切れていた状態が解決されました！
まとめ ワードの分数の書き方・入れ方（小さい：文字も：二分の一：数式：入力できない：切れる）【パソコン】
以上が、分数の入力方法でした。
本記事では、Wordで分数を入力する方法をご紹介しました。
分数を使いこなすことで、Wordをより便利に活用してください。
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