たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。
このわかりそうでわからない漢字の代表として「てへんに京(掠)」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。
ここでは、このてへんに京(掠)の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説していきますので、参考にしてみてください。
てへんに京(掠)の漢字の意味や読み方は?
それではまずてへんに京の漢字(掠)の意味や読み方について見ていきましょう。
てへんに京(掠)という漢字の読み方ですが、音読みは「リャク」「リョウ」、訓読みは「かす(める)」「かす(れる)」と読みます。
てへんに京(掠)という漢字は人名用漢字に定められていますが、「リャク」「リョウ」は日本人の名前で使う特別な漢字ですので、なじみのない方も多いでしょう。
訓読みの「かす(める)」「かす(れる)」という読み方ですが、漢字の意味と併せて覚えておくと分かりやすいですので、説明していきます。
まず、このてへんに京(掠)の漢字の左側のへんのて(扌)は、いわゆる「手」を意味しています。確かに3本指を広げてみると、この手編の形状に見えますもんね。
右側のつくりの京という漢字は、いわゆる「みやこ」が大元の由来となっています。ただ、この手編に京においては、この「みやこ」から派生して「奪う・自分のものにする(略の漢字に近い)」という意味で使用されています。
2つの言葉が併わさり「手などを用いて奪う・かすめる」などの意味を持つようになったわけですね。
「手で奪い取る」という意味になったようです。
てへんに京(掠)の漢字の部首や画数は?
てへんに京(掠)の漢字の部首や画数が知りたい人もいるでしょう。
てへんに京(掠)の部首は「てへん」であり、画数は「11画」です。
てへんに京(掠)の書き方や書き順は?
また、てへんに京(掠)の書き方(書き順)についても見ていきましょう。
てへんに京(掠)の漢字の書き順は以下の通りです。
てへんに京(掠)の1画目はてへんの左側にある一本目の横棒の部分から始まります。
2画目はてへんの1画目に垂直の縦棒です。
3画目はてへん一番下の横棒です。左下から右上にやや斜めに書きます。
4画目は「京」の一番上の縦棒です。短めに書きます。
5画目は「京」の一番上の横棒です。左側から右側に書きます。
6画目は京の「口」の左側の縦棒です。
7画目は京の「口」の上の横棒です。終点から続けて垂直に下に書きます。
8画目は京の「口」の下の横棒です。
9画目は京の「小」の中央の縦棒です。
10画目は京の「小」の左側の縦棒です。短めにやや右上から左下に書きます。
11画目は京の「小」の右側の縦棒です。短めにやや左上から右下に書きます。
これらがてへんに京(掠)の書き方です。
てへんに京(掠)の熟語は?
さらには、てへんに京(掠)を用いた熟語についても確認していきましょう。
てへんに京(掠)を使った熟語は
・掠奪(りゃくだつ)
などがあげられます。
各々の意味や読み方などについては別途こちらで解説していますので、参考にしてみてください。
まとめ てへんに京(掠)の読み方や意味や部首や画数や熟語や書き方や異体字は?
ここでは、てへんに京(掠)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説しました。
漢字はややこしいものが多いため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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