この記事では「ワードで自動保存のオン・オフ(解除)や復元・場所設定方法」について解説していきます。
ワードには自動保存をする機能があります。作成しているワードの文章を自動で保存する方法や、自動保存したデータを復元する方法を紹介します。
それでは実際のサンプルを用いて、詳しい手順を見ていきましょう。
ワードで自動保存のオン(設定)方法や場所指定方法【どこ】
自動保存には2種類の場所でオン(設定)することができます。
1クリックで行う方法と詳細に設定し、自動保存をオンにする方法があります。
どちらも確認しておきましょう。
・1クリックで行う方法
名前を付けて保存されているワード文書には上部左側に自動保存のオンオフを設定するボタンがあります。
これをオンにすると、元々の設定で自動保存をしてくれます。
オンの状態が次の画像です。
・詳細に設定し、自動保存をオンにする方法
まず、ワードで自動保存をする時はまずリボンにある「ファイル」をクリックします。
上部左側にあります。
このような画面になります。
左下にある「その他…」を選択し、オプションをクリックします。
この画面になったら、左側の「保存」のタブを開きます。
すると、次のような画面になります。
ここで詳細を設定し、「OK」を押すことで保存することが可能です。
・場所指定方法
自動回復をする時に自動回復用のファイル場所を指定することで、保存をせずに終了した場合でも自動回復をすることが可能です。
ファイル→その他…→オプション→保存を開きましょう。
文書の保存の中に、自動回復用ファイルの場所が記載されています。
何も登録していない場合は、パソコンのCドライブ→ユーザー名→AppData→Roming→Microsoft→Wordに保存されています。
変更する場合は右の「参照…」でファイルを指定することで場所を変更することが可能です。
ワードで自動保存のオフ(解除)の方法【やめるには】
オンになっている自動保存をオフ(解除)する方法です。
方法は2つあります。
・1クリックで行う方法
左上にある自動保存のボタンでオフにします。
この状態になっていると、オフになっています。
・詳細に設定画面から自動保存をオフにする方法
まず、ワードで自動保存をする時はまずリボンにある「ファイル」をクリックします。
上部左側にあります。
次のような画面になります。
左下にある「その他…」を選択し、オプションをクリックします。
この画面になったら、左側の「保存」のタブを開きます。
すると、次のような画面になります。
ここで「次の間隔で自動回復用データ保存する」のチェックマークを外します。
この時、「保存しないで終了する場合、最後に自動回復されたバージョンを残す」も一緒に外れます。
ワードでの自動保存利用でデータを復元する方法
自動保存したデータを復元できるようになっておく必要があります。
自動保存を使い、復元する方法を解説します。
まず、ワードで自動保存をする時はまずリボンにある「ファイル」をクリックします。
上部左側にあります。
次のような画面になります。
次に、左にある「開く」をクリックします。
次のような画面になります。
中央下部にある「保存されていない文書の回復」をクリックします。
Wordの自動保存場所はパソコンのCドライブ→ユーザー名→AppData→Roming→Microsoft→Word
変更していない場合は上記の保存場所に保存されています。
まとめ ワードで自動保存のオフ(解除)や復元・場所設定方法【やめるには?】
時間をかけて作ったデータが大きければ大きいほどショックは大きいものです。
今回、解説したワードでの自動保存をオンオフにしたり復元ができるようになったりができるようになると、誤って閉じてしまった場合や電源が落ちてしまった場合や予期しないクラッシュなどに即座に対応できるようになります。
ワードでの扱いの理解を深め、学業や業務、趣味などあらゆる場面で役立てていきましょう。
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