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【WORD】ワードで文字を一括置換・変換する(複数や半角・全角も)方法【まとめて置き換える】

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文書やアンケートなどさまざまな文書が作成できるワード(Word)。

ワードの機能を使いこなすことで、業務の効率化が図れます。

ワードの便利な機能の1つとして、文字の置換・変換があります。複数枚にもわたる文書を作成したのち、表記の揺れや、誤字などに気づく…なんてことはありませんか?例えば、「様々」と「さまざま」のように漢字と平仮名が混在している場合や、「菊池」と「菊地」のような漢字のミスなどがあった場合、目視で11つ削除、修正するのは大変です。

そこで今回は、ワードで文字を一括置換・変換する(複数や半角・全角も)方法について解説していきます。

 

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ワードで文字を一括置換・変換の方法とショートカットも【基本操作】

ワードでは指定した文字を一括で違う文字に置換・変換できます。表記の揺れ、送り仮名や人名を変更する場合にとても便利です。

ここでは、ワードの「置換」機能を使って、「菊池」と入力した箇所を「菊地」に置換してみましょう。

 

「ホーム」タブ→編集→「置換」(後に記載のようショートカットキー Ctrl + Hでも可能)をクリックします。

「検索と置換」のダイアログボックスが開いたら、「検索する文字列(N)」に修正前の文字や文章等(ここでは「池」)を入れ、「置換後の文字列(I)」に修正後の文字や文章等(ここでは「地」)を入力し、「すべて置換(A)」をクリックします。

 

OK」をクリックすると、「菊池」が「菊地」に変換されます。

 

なお、「置換後の文字列(I)」に何も入力しない状態で「すべて置換(A)」をすると、文書内から「池」という文字だけ消すこともできます。特定の文字を削除したい場合に便利なので覚えておきましょう。

 

また、「検索と置換」のダイアログボックスは「Ctrlキー+Hキー」のショートカットでも開くことができます。ぜひ活用してみてくださいね。

 

 

ワードで複数の文字を一括置換・変換する方法【マクロ】

では次に、複数の文字を一括置換・変換する方法について解説していきます。文書を作成する人によって用語表現がばらついたり、表記が揺れたりしますよね。それらを1用語ずつ置換して、修正するのは面倒です。そんな悩みを解決する「マクロ」があります。

ここでは、文書内にA列の文字があれば、B列の「プレスリリース」に文字を置換するとします。

 

まずエクセルで、上図のような置換リストを作成し、「名前を付けて保存」ダイアログボックスで[CSV(カンマ区切り)*.csv)]を選択して、保存します。

次に「開発」タブから「Visual Basic」をクリックして起動します。

 

画面が切り替わったら、「挿入」から「標準モジュール」を選択(Alt + F11のショートカットでも可能)します。

 

この画面が出てきたら、コードをいれていきます。

下記のコードをいれましょう。あなたのファイルパスの部分は適宜変更してください。

 

Sub 置換()
    Open "C:\Users\あなたのファイルパス.csv" For Input As #1
    While Not EOF(1)
        Line Input #1, a
        s = Split(a, ",")
        Selection.Find.ClearFormatting
        Selection.Find.Replacement.ClearFormatting
        With Selection.Find
            .Text = s(0)
            .Replacement.Text = s(1)
            .Forward = True
            .Wrap = wdFindContinue
        End With
        Selection.Find.Execute Replace:=wdReplaceAll
    Wend
    Close #1
End Sub

コードを入力したら、VBEの画面は閉じて、ワードに戻ってください。

[開発]タブにある[マクロ]をクリックすると、「マクロ」ダイアログボックスに「置換」というマクロが表示されています(ショートカットキー Alt + F8でも可能)。

選択して、「実行」ボタンをクリックします。

これで複数の文字の置換が完了です。

 

 

ワードで半角と全角の文字を一括置換・変換する方法

最後に、半角と全角を区別して置換する方法を解説します。先ほど解説したマクロは「あいまい検索」になっているため、半角や全角を区別して置換できません。

例えば以下のような置換リストを作成し、先ほどと同じ方法でマクロを実行します。

すると、半角や全角を区別できないため、全て「コーヒー」に変換されてしまいます。

半角と全角を区別する方法は、まず「Ctrlキー+Hキー」で「検索と置換」ダイアログボックスを表示させ、「オプション」ボタンをクリックします。

「検索オプション」のメニューから「あいまい検索(日)(J)」を探します。この項目にチェックが入っていたら、チェックを外しましょう。「あいまい検索(日)(J)」のチェックを外したら、「大文字と小文字を区別する」と「半角と全角を区別する」にチェックを入れます。

※「あいまい検索(日)(J)」にチェックが入ったままだと、「大文字と小文字を区別する」と「半角と全角を区別する」はグレーアウトしたままでチェックを入れられません。

 

 

ではこの状態で、先ほどの方法で置換してみましょう。

コードは下記を入力してください。

Sub 置換()
    Open "C:\Users\あなたのファイルパス\20240106.csv" For Input As #1
    While Not EOF(1)
        Line Input #1, a
        s = Split(a, ",")

        Selection.Find.ClearFormatting
        Selection.Find.Replacement.ClearFormatting
        With Selection.Find
            .Text = s(0)
            .Replacement.Text = s(1)
            .Forward = True
            .Wrap = wdFindContinue
            .Format = False
            .MatchCase = True
            .MatchWholeWord = False
            .MatchByte = True
            .MatchAllWordForms = False
            .MatchSoundsLike = False
            .MatchWildcards = False
            .MatchFuzzy = False
        End With
        Selection.Find.Execute Replace:=wdReplaceAll
    Wend
    Close #1
End Sub

これで実行してみると、半角と全角が区別され、きちんと変換できるようになります。

 

 

まとめ ワードで文字を一括置換(半角・全角・複数も)方法【まとめて置き換える】

ここでは、ワードで文字を一括置換・変換する(複数や半角・全角も)方法について解説しました。

今回解説した文字の置換方法は、文書のページ数や文量が多い時などに非常に便利です。

ワードの便利な機能を使って、どんどん業務効率化を図ってみてくださいね。

 

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