文書やアンケートなどさまざまな文書が作成できるワード(Word)。
ワードの機能を使いこなすことで、業務の効率化が図れます。
例えば、ワードで宛名ラベルを作成したい思ったことはありませんか?
ワードなら、宛名ラベルを簡単に作成することができます。
今回は、ワードで宛名ラベル枠(シート)を作成・表示する(消えた原因と対策)方法について解説していきます。
ワードで宛名ラベル枠(シート)を作成・表示する(消えた原因と対策)方法
まずはラベル用紙を購入しましょう。
ラベル用紙はAmazon・楽天市場などのネットショップや、家電量販店、文房具店等で販売しています。
サイズの異なる様々な種類のラベル用紙が販売されていますので、お好みの用紙を選択してください。
用紙の準備ができたら、ラベル作成を始めましょう。
ワードを起動し、「差し込み文書」タブ→「ラベル」をクリックしてください。
「封筒とラベル」ダイアログが表示されますので、「オプション」をクリックします。
用意したラベル用紙の「製造元」と「製品番号」を選択し、「OK」をクリックしてください。
ここでは、A-ONE・28187をサンプルとして使用します。
「封筒とラベル」ダイアログに戻るので、「新規文書」を選択してください。
準備したラベル用紙と同じサイズの枠が作成されました。
この枠に沿って、ラベルを作っていきます。
なお、この時、枠線が非表示になっている場合があります。
その場合は、「レイアウト」タブ→「グリッド線の表示」をクリックしてください。
グリッド線が表示されました。
このグリッド線は印刷されないので、ご安心ください。
宛名は1つずつ手入力することもできますが、宛先リストがある場合は、ワードの「差し込み印刷機能」で簡単に宛名ラベルを作成することができます。
まずは、エクセルで宛先リストを作成しておきましょう。
次にワードの「差し込み文書」タブ→「差し込み印刷の開始」→「ラベル」を選択します。
用意したラベル用紙の「製造元」と「製品番号」を選択し、「OK」をクリックしてください。
2つ目以降のラベルに<<Next Record>>と表示されていたらOKです。
なお、この<<Next Record>>は、必要なものなので消さないでください。
次にワードの「差し込み文書」タブ→「宛先の選択」→「既存のリストを使用」を選択します。
「データファイルの選択」ダイアログが表示されるので、用意した宛先リストを選択し、「開く」をクリックしましょう。
「テーブルの選択」ダイアログが表示されるので、宛先リストに使うシート名を選んで、「OK」をクリックします。
次にラベルに差し込む項目を指定します。
「差し込み文書」タブ→「差し込みフィールドの挿入」をクリックすると、宛先リストの項目が表示されるので、ラベルに差し込む項目を1つずつ選択しましょう。
ラベル側に<<項目名>>が表示されていればOKです。
フォントサイズを変える等、お好みで体裁を整えてください。
また、「〒」や「様」など、宛先リストの項目以外の文字も、自分で追加する必要がありますので、ご注意ください。
体裁を整えたら、プレビューを確認しましょう。
「差し込み文書」タブ→「結果のプレビュー」をクリックしてください。
実際に印刷する際のプレビューが表示されました。
最期に、2つ目以降のラベルにも反映させましょう。
「差し込み文書」タブ→「複数ラベルに反映」をクリックしてください。
2つ目以降のラベルにも反映されました。
ワードで宛名ラベル枠(シート)を4面・6面・10面・12面・20面・24面に設定する方法
ここでは、12面のラベル用紙(A-ONE・28187)をサンプルとして使用していますが、他にも4面・6面・10面・12面・20面・24面など、様々なサイズのラベルを作成できます。
「差し込み文書」タブ→「ラベル」をクリックしてください。
「封筒とラベル」ダイアログが表示されますので、「オプション」をクリックします。
用意したラベル用紙の「製造元」と「製品番号」を選択し、「OK」をクリックしてください。
ここでは、18面ラベル(A-ONE・28185)に設定してみます。
18面ラベルが作成されました。
他にも任意のサイズのラベル用紙を作成することも可能です。
「封筒とラベル」ダイアログで「オプション」を選択した後、「新しいラベル」を選択してください。
各サイズを設定し、OKをクリックすると、任意のサイズのラベル枠が作成できます。
ワードで宛名ラベル枠(シート)を印刷し作成する方法
ラベルデータが完成したら、最後は印刷です。
「差し込み文書」タブ→「完了と差し込み」→「文書の印刷」を選択してください。
「プリンターに差し込み」ダイアログが表示されるので、「すべて」を選択して、「OK」をクリックします。
一部だけを印刷したい場合は、「最初のレコード/最後のレコード」を選択し、任意の範囲を指定した上で、「OK」をクリックしてください。
「印刷」ダイアログが表示されるので、ラベル用紙をプリンターにセットし、「OK」をクリックしましょう。
まとめ ワードで宛名ラベル枠(シート)が消えた原因と対策
ここでは、ワードで宛名ラベル枠(シート)を作成・表示する(消えた原因と対策)方法について解説しました。
ワードで宛名ラベルを作ることで、手書きよりも簡単に宛名書きを行うことができますので、ぜひ本記事を参考にしてください。
ワードの便利な機能を使って、どんどん業務効率化を図ってみてくださいね。
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