ビジネスの場面で「お忙しい中ご連絡ありがとうございます」の意味の敬語表現を使いたい時があるでしょう。
しかしこの「お忙しい中ご連絡ありがとうございます」は敬語として適切なのか?どのような場面で使うといいのか?わからないケースも多いです。
このような背景もあり、ここでは「お忙しい中ご連絡ありがとうございます」の言い回しに着目して、敬語表現として正しいか?二重敬語ではないか?言い換えや例文を紹介します。
「お忙しい中ご連絡ありがとうございます」の意味は?敬語として正しい?二重敬語ではない?
それでは「お忙しい中ご連絡ありがとうございます」という言い回しが敬語として正しいかチェックしていきます。
結論として、「お忙しい中ご連絡ありがとうございます」は敬語として正しいです。二重敬語ではありません。
構造としては「ご連絡ありがとうございます」に、相手が多忙なケースを想定した気遣いの枕詞「お忙しい中」が付いた表現で、全く問題がない正しい敬語です。
意味は言い回しそのままともいえますが、「相手の時間を尊重し、連絡をいただいたことへの感謝を丁寧に表現した敬語」といえますね。
ビジネスメールなどで頻繁に使われますので覚えておきましょう。
「お忙しい中ご連絡ありがとうございます」の言い換え(ビジネス)を紹介!
続いて、お忙しい中ご連絡ありがとうございますの敬語、ビジネスでの言い換え表現をチェックしていきます、
・ご多用中にもかかわらず、ご連絡いただき感謝申し上げます。
・お手数をおかけしましたが、ご連絡ありがとうございました。
・ご多忙の中、ご連絡くださりありがとうございます。
・お忙しい中、ご連絡を賜りありがとうございました。
・ご対応いただき、重ねて御礼申し上げます。
・ご連絡をいただけて嬉しく思います。ありがとうございます。
・お忙しい中、ご連絡いただきまして恐縮です。
・ご多用中のところ、ご連絡いただき恐れ入ります。
・お忙しいところ、ご連絡くださってありがとうございます。
・お忙しい中、ご連絡いただけたこと、深く感謝いたします。
なお、相手との関係性や状況によっては「重すぎる」「軽すぎる」印象となるため、適切な表現を使い分けていきましょう。
個人的には、元の「お忙しい中ご連絡ありがとうございます」や「お忙しいところご連絡くださりありがとうございます」あたりが一番しっくりきますね。
お忙しい中ご連絡ありがとうございますの敬語や言い換えの例文を紹介!【ビジネスメール】
今度はビジネスメールでの例文を交えて「お忙しい中ご連絡ありがとうございます」の敬語、言い換え表現を理解していきましょう!
・お忙しい中ご連絡ありがとうございます。先日お話しいただいた件につきまして、詳細をお送りいただければと思います。
・ご多用中にもかかわらず、ご連絡いただき感謝申し上げます。ご提案いただいた内容につきまして、社内で検討させていただきます。
・お手数をおかけしましたが、ご連絡ありがとうございました。お送りいただいた資料に基づき、プロジェクトを進めてまいります。
・ご多忙の中、ご連絡くださりありがとうございます。お問い合わせの件につきまして、担当者より改めてご連絡させていただきます。
・お忙しい中、ご連絡を賜りありがとうございました。いただいたご意見を参考に、サービスの改善に努めてまいります。
・ご対応いただき、重ねて御礼申し上げます。おかげさまで、無事にイベントを終了することができました。
・ご連絡をいただけて嬉しく思います。ありがとうございます。ご指摘の点につきまして、早速修正させていただきます。
・お忙しい中、ご連絡いただきまして恐縮です。ご質問の件につきまして、以下のとおりご回答申し上げます。
・ご多用中のところ、ご連絡いただき恐れ入ります。お申し出いただいた件につきまして、前向きに検討させていただきます。
・お忙しいところ、ご連絡くださってありがとうございます。ご提供いただいた情報をもとに、速やかに対応させていただきます。
まとめ お忙しい中ご連絡ありがとうございますのビジネスの例文や言い換えを紹介【メール:敬語】
この記事では「お忙しい中ご連絡ありがとうございます」の敬語・ビジネスメールでの言い換え例文について解説しましたり
敬語の扱いに慣れ、ビジネスシーンでのコミュニケーションを楽しんでいってください!
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