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【Excel】エクセルにおけるlinest関数とslope関数の違いや読み方について解説!

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エクセルはデータ解析・管理を行うツールとして非常に機能が高く、上手く使いこなせると業務を大幅に効率化できるため、その扱いに慣れておくといいです。

ただ機能が充実しているあまり初心者にとってはよくわからないことも多いといえます。

例えばエクセルでlinest関数とslope関数の違いや各々読み方について理解していますか。

ここではエクセルでlinest関数とslope関数の違いや読み方について解説していきます。

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【Excel】エクセルにおけるlinest関数とslope関数の違いや読み方を詳しく解説!

そもそもこのlinestという関数はなんと読むのでしょうか?正式名称を知っている人は少ないと思います。

このlinest関数は「ラインエスティメーション関数」と呼び、最小二乗法によってデータから直線の傾きや切片を求める際に使います。一方でslope関数はそのまま「スロープ関数」です。

これらlinest関数とslope関数の違いは

linest関数:配列を用いることで傾きと切片を同時に求めるが出来る
slope関数:傾きしか求めることが出来ない(切片を求めたい場合はintercept関数を使う)
であり、以下でこれらの違いの詳細を順を追って確認していきます。

 

言い方を変えますと「linest関数はこのy=ax+bという一次関数の係数であるaとbを求める関数」なのに対し「slope関数はこのy=ax+bという一次関数の係数であるaのみを計算する関数」が違いともいえます。

 

これらのlinest関数とslope関数の違いをさらに掘り下げて解説していきます。

売上を縦軸に、広告費を横軸にとったグラフを作成してみました。これをもとに説明します。

linest関数は

=linest(縦軸の値、横軸の値、定数、補正)

で書くことができます。今回の場合はセルE5とF5にlinest関数を入力します。

図のように2つのセルを同時に選択した状態で入力を初めてください。

・縦軸(第1引数)に売上
・横軸(第2引数)に広告費
・定数(第3引数)は切片を出力するかどうかを選択するのでTRUEを選択
・補正(第4引数)は標準偏差などの細かな情報を出力するか選択するので今回はFALSEとしておきます。

linest関数は配列として入力する必要があるため、ENTERキーをただ押すのではなくCTRLキーとSHIFTキーを押した状態でENTERキーを押します

入力された関数に着目すると{}で関数が囲まれていることがわかります。配列として入力させるとこのように{}で囲まれるので確認してください。

 

傾き(y=ax+bのa)に5、切片(y=ax+bのb)に0が出力されました。linest関数は配列を用いる事で、傾きと切片を同時に求める事が出来ます。

 

次にslope関数を解説します。

slope関数は

=slope(縦軸の値、横軸の値)

で書くことができます。slope関数はそのままENTERキーで大丈夫であり、linest関数とここも違うことに注意しましょう

 

なお、切片も求めたい場合ではintercept関数を使用するといいです。

このようにlinest関数とslope関数には違いがあるのです。

まとめ エクセルでのlinest関数とslope関数の違いや読み方

ここでは、エクセルでのlinest関数とslope関数の違いや読み方について確認しました。

・linest関数 :配列を用いることで傾きと切片を同時に求めるが出来る
・slope関数 :傾きしか求めることが出来ない(切片を求めたい場合はintercept関数を使う)

が違いです。

エクセルでのさまざまな処理に慣れ、日々の業務を効率化させていきましょう。

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