文書やアンケートなどさまざまな文書が作成できるワード(Word)。
ワードの機能を使いこなすことで、業務の効率化が図れます。
皆さんはキーボードに打ち込んでいるが、文書に反映されずに困った経験はありませんか?
今回は、ワードに文字を入力できない原因とその対処法について解説していきます。
ワードで文字入力できない原因と対処法【左上にウィンドウが出てくる】
よくある不具合としてワードに文字を入力したいが、下の写真のように左上に入力文字が表示されることがあります。
この原因はパソコン上でワードの入力した位置がフォーカスされていないことにあります。
この場合の多くはワードの入力したい位置をクリックする(カーソルが表示される状態にする)ことで解決することができます。
しかし、ワードアプリの不具合のためこの方法でも解決しないことがあります。
その場合はメニュータブにある検索の入力スペースをクリックし(写真はwindows11の画面)、再度ワードの入力したい位置をクリックすることで解決できます。
ワードで入力できない原因と対処法【読み取り専用】
次にキーボードを押しても入力されない場合の原因と対処法を説明します。
キーボードを押しても入力されない場合は読み取り専用となっていることが考えられます。
読み取り専用となっている場合、写真のようにワードのメニュータブの下に「保護ビュー」と表示されています。
「編集を有効にする」をクリックすることで文書を入力することができます。
フリーズの可能性もあり
このような表示がなく、入力した文字が反映されない場合はワードがフリーズしている可能性も考えられます。
フリーズするかどうかは、パソコンのスペックやワードファイルの大きさ、他のアプリの起動状況(ワードと同時にエクセルやインターネットブラウザを開いているとフリーズしやすい)が大きく関係します。
また、パソコンを起動した直後の場合はパソコンの内部処理が行われるため動作が遅い・フリーズしやすい傾向にあります。
普段利用する環境でファイルが何度もフリーズしてしまう場合は、行いたい仕事に対してパソコンのスペックが不足している可能性もあります。
この場合は、修理や買い替えもご検討ください。
ワードで入力できない原因と対処法3【編集禁止、保護設定】
ワードファイルの設定によって文書の一部の編集が禁止(保護)されていることがあります。
これは、社内ファイルで形式を変更されたくない場合によく用いられる手法です。編集が不可能な部分をクリックしてもカーソルが表示されません。
しかし、パスワードを入力することで、編集を再び有効にすることができます。「校閲」→「保護」→「保護の中止」をクリックします。
次に、設定したパスワードを入力し「OK」をクリックすることで、編集を有効にすることができます。
「校閲」→「保護」をクリックした際に「保護の中止」が表示されていない場合はワードファイルに編集の制限がない状態です。
カーソルが合っていない、パソコンがフリーズしたなど他の原因が考えられるため先述した解決法やパソコンの再起動を行ってください。
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