レポートや論文など様々な文書作成で活躍するWord(ワード)。
そんな便利なWord(ワード)で文書を作成している際に、変換が出来なくなり困った経験はありませんか?
本記事では、変換が出来なくなった際の原因と対策をご紹介します。
ワードで変換できない原因と対策1【2回しか変換できない場合】
Wordで、「2回しか変換できない」、「変換の候補がでない」、「スペースを2回押さないと変換されない」等の変換の不具合が発生した場合は、IME日本語入力のバージョンアップが原因のことがあります。
IME日本語入力を「以前のバージョン」にすることで解決できます。
(1)ウィンドウズバーの「あ」や「A」と書かれたIMEボタンを右クリック
(2)設定をクリック
(3)MicrosoftIME設定ウィンドウの「全般」をクリック
(4)互換性欄の「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」をオンにする
(5)ポップアップが表示された場合は「OK」を押す
以上、IMEのバージョンを以前のバージョンに戻すことで変換の不具合を解消できるはずです!
ワードで変換できない原因と対策2【再変換すると文字が消えてしまう場合】
Wordには、既に入力した文字を選択してスペースを押すことで再変換できる便利機能があります。
この再変換をする際に文字が消えてしまう場合の解決方法です。
この原因は、「上書きモード」です。解決方法は以下のとおりです。
(1)Word画面下側のステータスバーを確認します。
・「上書きモード」と表示されていない場合→手順(2)へ
・「上書きモード」と表示されていない場合→手順(3)へ
(2)ステータスバーを右クリックし、「上書き入力」をクリックし、チェックをいれる。ステータスバーに「上書きモード」と表示されるようになります。
(3)ステータスバーの「上書きモード」をクリックし、「挿入モード」に変更する
これで、再変換した際に文字が消える現象は解消されます。
ワードで変換できない原因と対策3【漢字が変換候補に出ない】
Wordで文書を作成していると、なかなか変換に出てこない漢字があったり、読み方が分からない漢字を入力したかったりしますよね。
こういった場合は、手書き漢字検索機能を使うと便利です。
(1)ウィンドウズバーの「あ」や「A」と書かれたIMEボタンを右クリック
(2)IMEパッドボタンをクリック