文書やアンケートなどさまざまな文書が作成できるワード(Word)。
ワードの機能を使いこなすことで、業務の効率化が図れます。
例えばワードで、文字位置がずれて困ったことはありませんか?
ワードで文字位置を揃えることは、簡単にできます。
今回は、ワードで文字位置がずれる(右揃えや均等割り付け:頭:左右や上下:揃わないなど)原因と対策について解説していきます。
ワードで文字位置がずれる(揃わない)原因と対策1【左右】
ワードで文字の位置を揃えるのは簡単です。
下記のようにずれると、半角にしても全角にしても揃いません。
そんなときは「スペースキー」ではなく「tabキー」を使います。
「tabキー」を使った揃え方
一度文字の間の空白を消して「tabキー」で右へ移動させます。
※今回はわかりやすく表のなかに書いて説明していますが、「tabキー」で文字を移動するときは本文のなかで使います。
「tabキー」を何回か押して揃えます。
文字の頭がきれいに揃いました。
均等割り付けでの揃え方
まず、揃えたい文字列の一番長い文字数をカウントします。
文字列を選択します。
メニューバーの「ホーム」をクリック
ツールバーの「段落」の「拡張書式」をクリックします。
プルダウンから「文字の均等割り付け」を選択します。
でてきたダイアログボックスで文字数を確認します。
揃えたい文字列の最長は7文字です。
他の文字列を、7文字に均等割り付けをしていきます。
「OK」をクリックすると均等割り付け完了です。
残りの文字列も、均等割り付けをします。
後ろの文字列を揃えます。
後ろの文字列も同じ手順で均等割り付けします。
左右が揃いました。
ワードで文字位置を右側で揃える方法
下の文書をこのままの文字位置で左にずらしたいときは「ルーラー」を使うと便利です。
株式会社○○○○
○○県○○市○○○○1234-5
TEL:012-345-○○○○
FAX:012-345-○○○○
メニューバー「表示」をクリック
ルーラーにチェックを入れます。
チェックを入れるとルーラーが表示されます。
移動させたい文字列を選択して「ルーラー」の左にある「左インデント」をクリックすると縦に…のガイドラインがでてきます。
ドラッグで右へ移動します。
ワードで文字位置がずれる(揃わない)原因と対策2【上下】
上下で文字が少しずつずれていると気になりますよね。
下記の文章は2つとも同じなのに最後がずれています。
原因は、全角の[ ]と半角の[ ]です。
他にも「」と『』 { }と{ } 、と , など全角と半角が混ざっていたり、似ているけど種類が違っていたりするとずれてしまいます。
他にもフォントの種類が違うと、サイズが一緒でも上下にずれているように見えます。
あああああああああああああああ
フォントの種類を揃えます。
文字列を選択してから、メニューバーの「ホーム」をクリック。
ツールバーの「フォント」の下矢印をクリックします。
プルダウンからフォントを選んでクリック。
今回は「MS ゴシック」にしてみます。
あああああああああああああああ
修正されました
ワードで文字位置がずれる(揃わない)原因と対策3
「インデント」と「間隔」で修正する方法
「インデント」と「間隔」に数字が入っているとずれてしまいます。
メニューバーの「レイアウト」をクリック。
左右上下とも揃いました。
レイアウトで揃える方法。
表の中をクリック。
表の中をクリックするといつもはない「テーブルデザイン」と「レイアウト」がでてきます。
「レイアウト」をクリック
中央揃え(左)をクリック
修正されました。
まとめ ワードで文字位置がずれる(右揃えや均等割り付け:頭:左右や上下:揃わないなど)原因と対策
今回解説したワードで文字位置がずれる(右揃えや均等割り付け:頭:左右や上下:揃わないなど)原因と対策を覚えると、見た目がきれいにまとまった文書が作成できます。
ワードの便利な機能を使って、業務効率化を図るとともに、文字位置を揃えることにチャレンジしてみてくださいね。
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