たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。
このわかりそうでわからない漢字の代表として「てへんに疑(擬)」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。
ここでは、このてへんに疑(擬)の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説していきますので、参考にしてみてください。
てへんに疑(擬)の漢字の意味や読み方は?
それではまずてへんに疑の漢字(擬)の意味や読み方について見ていきましょう。
てへんに疑(擬)という漢字の読み方ですが、音読みは「ギ」、訓読みは「まが(い)」「もど(き)」「はか(る)」と読みます。
てへんに疑(擬)という漢字は常用漢字に定められていますが、「ギ」は中学校で習う読みのレベルの漢字ですので、読める方も多いでしょう。
訓読みの「まが(い)」「もど(き)」「はか(る)」という読み方ですが、漢字の意味と併せて覚えておくと分かりやすいですので、説明していきます。
まず、このてへんに疑(擬)の漢字の左側のへんのて(扌)は、いわゆる「手」を意味しています。確かに3本指を広げると手編に見えますもんね。
右側のつくりの疑という漢字は、ご存知のよう「疑う、疑問」などに使われるものです。
これらが併さり「手を加えて疑われるようなものを作る」→「もどき、まがい」と変化しイメージをすると覚えやすいですね。
てへんに疑(擬)の漢字の部首や画数は?
てへんに疑(擬)の漢字の部首や画数が知りたい人もいるでしょう。てへんに疑(擬)の部首は「てへん」であり、画数は「17画」です。
てへんに疑(擬)の書き方や書き順は?
また、てへんに疑(擬)の書き方(書き順)についても見ていきましょう。てへんに疑(擬)の漢字の書き順は以下の通りです。
てへんに疑(擬)の1画目はてへんの左側にある一本目の横棒の部分から始まります。
2画目はてへんの1画目に垂直の縦棒です。
3画目はてへん一番下の横棒です。左下から右上にやや斜めに書きます。
4画目は疑の「ヒ」の一番上の横棒です。右上からやや左下に書きます。
5画目は疑の「ヒ」の縦棒です。終点から続けて右側に書きます。
6画目は疑の「矢」の左側の縦棒です。やや左下に短めに書きます。
7画目は疑の「矢」の一番上の横棒です。
8画目は疑の「矢」の二番目の横棒です。
9画目は疑の「矢」の真ん中の縦棒です。左下に書きます。
10画目は疑の「矢」の二番目の横棒真ん中からの縦棒です。右下に書きます。
11画目は疑の右側「マ」の一番上の横棒です。終点から続けて左下に書きます。
12画目は疑の右側「マ」の一番下の縦棒です。やや右下に書きます。
13画目は疑の右側「疋」の一番目の横棒です。終点から続けて短く下に書きます。
14画目は疑の右側「疋」の縦棒です。
15画目は疑の右側「疋」の二番目の短い横棒です。
16画目は疑の右側「疋」の左側の縦棒です。やや左下に書きます。
17画目は疑の右側「疋」の一番下の横棒です。右下に長めに書きます。
これらがてへんに疑(擬)の書き方です。
てへんに疑(擬)の熟語は?
さらには、てへんに疑(擬)を用いた熟語についても確認していきましょう。
てへんに疑(擬)を使った熟語は
・擬音(ぎおん)
などがあげられます。
各々の意味や読み方などについては別途こちらで解説していますので、参考にしてみてください。
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