たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。
このわかりそうでわからない漢字の代表として「てへんに憂(擾)」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。
ここでは、このてへんに憂(擾)の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説していきますので、参考にしてみてください。
てへんに憂(擾)の漢字の意味や読み方は?
それではまずてへんに憂の漢字(擾)の意味や読み方について見ていきましょう。
てへんに憂(擾)という漢字の読み方ですが、音読みは「ジョウ」、訓読みは「みだ(れる)」「わずら(わしい)」と読みます。
てへんに憂(擾)という漢字は、音読みで「ジョウ」と読みます。常用漢字ではないので、なじみのない方も多いでしょう。
訓読みの「みだ(れる)」「わずら(わしい)」という読み方ですが、漢字の意味と併せて覚えておくと分かりやすいですので、説明していきます。
まず、このてへんに憂(擾)の漢字の左側のへんのて(扌)は、いわゆる「手」を意味しています。3本指を広げますと確かに手編っぽく見えますもんね。
「右側のつくりの憂という漢字は、憂鬱などの熟語からもわかるよう「悩む、不安になる、うつっぽくなる」などの意味が。
主に憂の意味が強調され、手編に憂で「わずら(わしい)」となったわけですね。手で頭を抱えてるイメージを持つと忘れにくいです。
てへんに憂(擾)の漢字の部首や画数は?
てへんに憂(擾)の漢字の部首や画数が知りたい人もいるでしょう。てへんに憂(擾)の部首は「てへん」であり、画数は「18画」です。
てへんに憂(擾)の書き方や書き順は?
また、てへんに憂(擾)の書き方(書き順)についても見ていきましょう。てへんに憂(擾)の漢字の書き順は以下の通りです。
てへんに憂(擾)の1画目はてへんの左側にある一本目の横棒の部分から始まります。
2画目はてへんの1画目に垂直の縦棒です。
3画目はてへん一番下の横棒です。左下から右上にやや斜めに書きます。
4画目は「憂」の一番上の横棒です。
5画目は「憂」の一番上の短い縦棒です。やや左下に書きます。
6画目は「憂」の左側の二番目の縦棒です。
7画目は「憂」の二番目の横棒です。終点から続けて垂直に下に書きます。
8画目は「憂」の三番目の横棒です。
9画目は「憂」の四番目の横棒です。
10画目は「憂」の中央左側の短い縦棒です。
11画目は「憂」の中央長めの横棒です。終点から続けて垂直に下に書きます。
12画目は憂の「心」の左側の短い縦棒です。右上からやや左下に書きます。
13画目はの憂の「心」の二番目中央の長めの縦棒です。終点から続けて右に書きます。
14画目はの憂の「心」の一番上(三番目)の短い縦棒です。左上から右下に書きます。
15画目はの憂の「心」の一番右(四番目)の短い縦棒です。左上から右下に書きます。
16画目は「憂」の一番下の縦棒です。中央からやや左下に書きます。
17画目はの「憂」の一番下の横棒です。終点から続けて左下に長めに書きます。
18画目はの16画目中央から右下へ長めに書きます。
これらがてへんに憂(擾)の書き方です。
てへんに憂(擾)の熟語は?
さらには、てへんに憂(擾)を用いた熟語についても確認していきましょう。
てへんに憂(擾)を使った熟語は
・擾化(じょうか)
などがあげられます。
各々の意味や読み方などについては別途こちらで解説していますので、参考にしてみてください。
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