たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。
このわかりそうでわからない漢字の代表として「火へんに東(煉)」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。
ここでは、この火へんに東(煉)の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説していきますので、参考にしてみてください。
火へんに東(煉)の漢字の意味や読み方は?
それではまず火へんに東(煉)の漢字の意味や読み方について見ていきましょう。
火へんに東(煉)という漢字の読み方は音読みで「レン」、訓読みで「ねる」となります。
火へんに東(煉)という漢字は音読みで「レン」、訓読みで「ねる」となります。
最近では人気アニメに登場するキャラクターにこの漢字が遣われていますので、音読みの「レン」はもうご存じの方も多いかもしれませんね。
訓読みの「ねる」は、その言葉の通り「練る(ねる)」事をさし、きたえるという意味もあります。
火へんに東(煉)という漢字そのものの意味としては、熱を加えながら混ぜ合わせて固めたものや、固めることをさします。
火へんに東(煉)という漢字を用いた熟語として、「煉瓦(れんが)」や「煉炭(れんたん)」ということばがあります。
煉瓦は泥や土を練り固め窯で焼いて作られ、煉炭も石炭などの材料を練り固めて作ります。
そのほか、「煉り餡(ねりあん)」や「煉り羊羹(ねりようかん)」にこの漢字が遣われる事もあります。
餡と羊羹も小豆や砂糖をじっくりと炊きながら混ぜ、余分な水分を飛ばして作りますので、イメージしやすいですね。
そのほかにも、「洗練(せんれん)」を「洗煉(せんれん)」、「試練(しれん)」を「試煉(しれん)」と表記することもあります。
「洗練」は無駄な部分を無くして優雅で高尚なものにすることで、「試練」は実力をつけるための苦難の事です。
しっかり練り込んで完成させるという意味が、人の行いや成長過程を表わすことばにもなっています。
火へんに東(煉)の漢字の部首や画数は?
なお、火へんに東(煉)の漢字の部首や画数が知りたい人もいるでしょう。
結論からいいますと、火へんに東(煉)の漢字の部首は「ひへん」で、「ひ」とも言います。
画数は「13画」です。
火へんに東(煉)の書き方や書き順は?
また火へんに東(煉)の書き方(書き順)についても見ていきましょう。
火へんに東(煉)の漢字の書き順は以下の通りです。
火へんに皇(煌)の1画目は火へんの左側の点の部分から始まります。
2画目は火へんの右側の点です。
3画目は火へんの「ノ」の部分で、点と点の間の上部から書き始め、左に払います。
4画目は3画目の真ん中よりやや下部分に点を打ちます。
5画目は「東」の上部の横棒で、まっすぐ右に引きます。
6画目は「東」の左側の縦棒で、まっすぐ縦に引きます。
7画目は6画目の書き始めと同じ位置から書き始め、まっすぐ右に横棒を引き、折れて下にまっすぐ伸ばします。
8画目は「東」の中にある左側の点です。
9画目は「東」の中にある左側の点です。
10画目は「東」の下の横棒で、6画目の書き終わりから書き始め、右にまっすぐ引きます。
11画目は「東」の真ん中の縦棒で、5画目で引いた横棒よりも高い位置から書き始め、まっすぐ長く縦に引きます。
12画目は「東」の下部にある払いで、10画目と11画目の交わる位置から書き始め、左下に払います。
13画目も12画目と同様に10画目と11画目の交わる位置から書き始め、右下に払います。
これらが、火へんに東(煉)の書き方です。
火へんに東(煉)の熟語は?
さらには、火へんに東(煉)を用いた熟語についても確認していきましょう。
火へんに東(煉)を使った熟語としては、
・煉瓦
・洗煉
・試煉
あたりが代表的です。
各々の意味や読み方などについては別途こちらで解説していますので、参考にしてみてください。
まとめ 火へんに東(煉)の意味や読み方や部首や画数や熟語や書き方や異体字は?
ここでは、火へんに東(煉)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説しました。
漢字はややこしいものが多いため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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