たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。
このわかりそうでわからない漢字の代表として「風みたいな漢字(虱)」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。
ここでは、この風みたいな漢字(虱)の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説していきますので、参考にしてみてください。
風みたいな漢字(虱)の意味や読み方は?
それではまず風みたいな漢字(虱)の意味や読み方について見ていきましょう。
風みたいな漢字(虱)という漢字の読み方は音読みで「しらみ」、訓読みで「シツ」となります。
音読みの「しらみ」はご存知の方も多いかと思います。
「しらみ」とは0.8~1.5mmほどの大きさの昆虫で、生物の体毛に寄生し、吸血しながら繁殖します。
しらみは通常ひらがなやカタカナで表記する事が多く、また生活面においても昔と比べて衛生環境が良くなり、人間に寄生することはほとんど無くなりました。
その為あまりなじみの無い漢字となってしまっているかもしれませんが、「風」の左の一画が無い漢字ですのでとても覚えやすいですね。
しかし「風」と「虱」はよく似ていても、実はその由来に関連性はありません。
風みたいな漢字(虱)は正式には「蝨」と書き、その略字として「卂」と「虫」の部分が組み合わされて、「虱」という形で定着しました。
熟語としては、「人虱(ひとじらみ)」「頭虱(あたまじらみ)」「毛虱(けじらみ)」「木虱(きじらみ)」など、しらみそのものや生態を表わす言葉が多くみられます。
そしてその名の通り、「人虱」は人間に寄生するしらみ、「頭虱」は頭部に寄生するしらみ、「木虱」は樹木に寄生するしらみ、となります。
また「口中の虱」という慣用句があり、こちらは追い詰められて逃げ場が無い危険な状態のたとえとして用いられます。
口中の虱である状態はもちろん、口中に虱が居ることも避けて通りたい危険な状況ですね。
風みたいな漢字(虱)の漢字の部首や画数は?
なお、風みたいな漢字(虱)の漢字の部首や画数が知りたい人もいるでしょう。
結論からいいますと、風みたいな漢字(虱)の部首は「むしへん」であり、画数は「8画」です。
風みたいな漢字(虱)の書き方や書き順は?
また風みたいな漢字(虱)の書き方(書き順)についても見ていきましょう。
風みたいな漢字(虱)漢字の書き順は以下の通りです。
風みたいな漢字(虱)の1画目は「卂」の部分から始まり、まっすぐ右に横棒を引き、折れて右下に下ろしてはねます。
2画目は「虫」の上にある「ノ」の部分で左に払います。
3画目は「虫」の左側の縦棒で短く引きます。
4画目は3画目の書き始めから横棒を伸ばし、折れて下に短く下ろします。
5画目は「虫」の下の横棒でまっすぐ右に引きます。
6画目は中央の縦棒で、「ノ」の中央あたりから書き始め、「口」を突き抜けてまっすぐ下に下ろします。
7画目は「虫」の下の「一」部分で、やや右上がりに伸ばします。
8画目は「虫」の最後の点です。
これらが、風みたいな漢字(虱)の書き方です。
風みたいな漢字(虱)の熟語は?
さらには、風みたいな漢字(虱)を用いた熟語についても確認していきましょう。
風みたいな漢字(虱)を使った熟語としては、
・毛虱
・頭虱
・人虱
あたりが代表的です。
各々の意味や読み方などについては別途こちらで解説していますので、参考にしてみてください。
まとめ 風みたいな漢字(虱)の意味や読み方や部首や画数や熟語や書き方や異体字は?
ここでは、風みたいな漢字(虱)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説しました。
漢字はややこしいものが多いため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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