たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。
このわかりそうでわからない漢字の代表として「のぎへんに念(稔)」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。
ここでは、こののぎへんに念(稔)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説していきますので、参考にしてみてください。
のぎへんに念(稔)の意味や読み方は?
それではまずのぎへんに念の漢字(稔)の意味や読み方について見ていきましょう。
のぎへんに念(稔)という漢字の読み方は音読みで「ジン」「ニン」「ネン」、訓読みで「みの(る)」「とし)」「つ(む)」となります。
名前で見かけることもある「稔」ですが、漢字検定準1級に出題される難しい漢字です。いくつかの読み方がありますね。特に音読みは少し覚えにくいかもしれません。
ここで「稔」の漢字の意味について説明します。意味は大きく分けて三つあります。
一つ目に「みのる」「みのり」という意味です。穀物が成熟することを表します。「実」の漢字と同じ意味で使われます。
もともとは「年」と書いて「穀物がみのる」ことを意味したのだそうです。「年」という漢字は「1年、2年…」の「年」として使われることが多くなったため、後に同じ読み方をする「念」に穀物をあらわすのぎへんを組み合わせて、漢字ができました。
二つ目に、とし、という意味があります。穀物が実る時期、ということを表しています。もとの漢字が「年」でしたので、「稔」もこの意味を兼ねています。
三つ目につもる、つむ、という意味です。重なること、また、経験を積むことという意味もあります。
のぎへんに念(稔)の漢字の部首や画数は?
なお、のぎへんに念(稔)の漢字の部首や画数が知りたい人もいるでしょう。
結論からいいますと、のぎへんに念の(稔)部首は「のぎへん」であり、画数は「13画」です。
のぎへんに念(稔)の書き方や書き順は?
またのぎへんに念(稔)の書き方(書き順)についても見ていきましょう。
のぎへんに念の漢字の書き順は以下の通りです。
のぎへんに念(稔)の1画目はのぎへんの上部「ノ」の部分から始まります。
2画目は1画目の下に横棒を書きます。
3画目はのぎへんの中央の縦棒ですね。
4画目はのぎへんの左側、ななめ下にはらいます。
5画目はのぎへんの右側、ななめ下に書いてとめます。
6画目は「念」の上の「今」の部分、上部の左はらいです。
7画目は6画目につなげて、上部の右はらいを書きます。
8画目は6画目、7画目の下に横棒です。
9画目は8画目の下に「フ」のように書いて、「今」を仕上げます。
10画目から「念」の下側「心」の部分です。左側に長めの点を書きます。
11画目は「心」の中央、「し」のように大きく書いて、最後をはねます。
12画目は「心」の中央の点、11画目よりも少し右側に書きます。
13画目は「心」の右側の点、10画目とバランスが取れるように長めの点を書きます。
これらが、のぎへんに念(稔)の書き方です。
のぎへんに念(稔)の熟語は?
さらには、のぎへんに念(稔)を用いた熟語についても確認していきましょう。
のぎへんに念(稔)は地名で使われています。
・稔町
・稔台
・札内稔町
などがあります。
各々の意味や読み方などについては別途こちらで解説していますので、参考にしてみてください。
まとめ のぎへんに念(稔)の意味や読み方や部首や画数や熟語や書き方や異体字は?
ここでは、のぎへんに念(稔)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説しました。
漢字はややこしいものが多いため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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