たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。
このわかりそうでわからない漢字の代表として「日へんに告(晧)」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。
ここでは、この日へんに告(晧)の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説していきますので、参考にしてみてください。
日へんに告の漢字(晧)の意味や読み方は?
それではまず日へんに告の漢字(晧)の意味や読み方について見ていきましょう。
日へんに告(晧)という漢字の読み方は、音読みは「コウ」、訓読みは「あき(らか)」「しろ(い)」と読みます。
日へんに告(晧)は漢字単体で見てもなかなか読み方を想像することは難しいですね。普段生活している中でもあまり見かけたことのない漢字だと思う方も少なくないでしょう。
日へんに告(晧)の漢字は「しろい、白く輝くさま」という意味が代表的です。もともと太陽が顔を出して空が白む様子を表していましたが、転じて「にごりや汚れがない=清い、潔い」という意味も併せて持っています。
つくり部分が表記上「告」ではなく、「牛」と「口」を組み合わせた漢字になっておりますが、これは2004年にJIS(日本産業規格)が「告」を「牛」と「口」に改正したのが理由です。ややこしいですが、正しい表記で覚えておくと良いですね。
また、似たような漢字で、「皓」がありますが、こちらは「晧」の異体字となります。異体字とは漢字の意味や用法は同じでも、漢字の形が異なっている字のことをいいます。併せて覚えておくとより漢字に対する理解が深まりますね。
また、日へんに告(晧)を始めとして漢字全般の意味では、前後の文脈や使われる熟語などによっても変化すると覚えておくといいです。
日へんに告(晧)の漢字の部首や画数は?
日へんに告(晧)の漢字の部首や画数が知りたい人もいるでしょう。
日へんに告の(晧)の部首は「日へん」であり、画数は「11画」です。
日へんに告(晧)の書き方や書き順は?
また日へんに告(晧)の書き方(書き順)についても見ていきましょう。
日へんに告(晧)の漢字の書き順は以下の通りです。
日へんに告(晧)の1画目は左側の「日」の左の縦棒から始まります。
2画目は「日」の一番上の横棒から縦におろします。
3画目は「日」の二番目の横棒です。
4画目は「日」の一番下の横棒です。
5画目は「告」の左上のカタカナの「ノ」のような書き方をします。
6画目は「告」の上の短い横棒です。
7画目は「告」の下の長い横棒です。
8画目は「告」の上の真ん中の縦棒で7画目より下で止めます。
9画目は「告」の下の「口」の部分で、左側の縦棒です。
10画目は「告」の下の「口」の部分で、9画目から横棒を書き、縦におろします。
11画目は「告」の下の「口」の部分で、下の横棒です。
日へんに告(晧)の熟語は?
さらには、日へんに告(晧)を用いた熟語はなく、日常生活でも使用頻度が少ない漢字といえますが、異体字である「皓」を使った熟語では
「明眸皓歯(めいぼうこうし)」
「皓月(こうげつ)」
などがあります。
参考までに覚えておくと良いでしょう。
まとめ 日へんに告(晧)の読み方や意味や部首や画数や熟語や書き方や異体字は?
ここでは、日へんに告(晧)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説しました。
漢字はややこしいものが多いため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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