貝へんに乏（貶）の漢字の意味や読み方や部首や画数や熟語や書き方や異体字は？

たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。

このわかりそうでわからない漢字の代表として「貝へんに乏(貶）」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。

ここでは、この貝へんに乏(貶）の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は？について解説していきますので、参考にしてみてください。

貝へんに乏(貶）の漢字の意味や読み方は？

それではまず貝へんに乏の漢字（貶）の意味や読み方について見ていきましょう。

貝へんに乏(貶)という漢字の読み方は音読みは「ヘン」、訓読みは「おとし(める)」「お(とす)」「けな(す)」と読みます。

訓読みの「おとし(める)」「お(とす)」「けな(す)」は日常でも馴染みのある言葉ですが、漢字で書くことはあまりないかもしれません。音読みの「へん」も難しい読み方ですが、漢字の意味と併せて覚えておくと分かりやすいです。

ここで眩の漢字の意味について説明していきます。

まず、この貝へんに乏(貶）の漢字の左側のへんの貝という漢字は、「貨幣」、「財産」という意味を持つ文字です。右側のつくりの乏という漢字は、とぼ(しい)という読みで一般的に知られています

が、語源としては「正」の鏡面対照字「」がもととなっており、「とどまる」、「身動きがとれない」、「やせる」、「少なくする」といった意見を持ちます。2つが併わさり、銭を少なくする、減る、減らすという意味を持ちます。それが転じて「おとしめる」、「おとす」。「けなす」の意味で使われる様になりました。

お金に関連する漢字には「財」、「貨」、「買」、「貯」など「貝）という字が含まれるものが多いですね。これは、約3000年前に中国では「宝貝」がお金の代わりに使われており、それがお金の始まりだと考えられています。

そのため、お金（貝）が乏しくなる(乏)と、へんとつくりを併せて意味を覚えておく分かりやすいですね。

貝へんに乏(貶))の漢字の部首や画数が知りたい人もいるでしょう。

貝へんに乏(貶))の部首は「貝へん」であり、画数は「11画」です。

また貝へんに乏(貶)の書き方（書き順）についても見ていきましょう。

貝へんに乏(貶)の漢字の書き順は以下の通りです。

貝へんに乏(貶)の1画目は貝へんの左側にある縦棒の部分から始まります

2画目は貝へんの縦棒の横で、1画目と垂直に書き始め、途中で曲がり下に伸ばします。

3画目は貝へん中の一本目の横棒です。

4画目は貝へんの中の二本目の横棒です。

5画目は貝へんの一番下の横棒です。

6画目は貝へんの「目」の下側の左側の縦棒です。

7画目は貝へんの「目」の下側の右側の縦棒です。

8画目は「乏」の一番上の横棒です。真っすぐ書くのではなく、右上から左にやや斜めになるように書きます。

9画目は「乏」の一番上の縦棒です。

10画目は「乏」の二番目の横棒の部分です。フの字を書いていきます。まず、左から右に向かい横線を書き、そこから左下にななめになるように書きます。

11画目は「乏」の一番したの横線です。

これらが貝へんに乏(貶)の書き方です。

さらには、貝へんに乏(貶)を用いた熟語についても確認していきましょう。

貝へんに乏(貶)を使った熟語は

・懲貶(ちょうへん)

などがあげられます。

各々の意味や読み方などについては別途こちらで解説していますので、参考にしてみてください。

ここでは、貝へんに乏(貶)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は？について解説しました。

漢字はややこしいものが多いため、この機会に理解しておくといいです。

さまざまな漢字を学び、日々の生活に役立てていきましょう。