たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。
このわかりそうでわからない漢字の代表として「虫へんに暇の右側(蝦)」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。
ここでは、この虫へんに暇の右側(蝦)の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説していきますので、参考にしてみてください。
虫へんに暇の右側の漢字(蝦)の意味や読み方は?
それではまず虫へんに暇の漢字(蝦)の意味や読み方について見ていきましょう。虫へんに暇(蝦)という漢字の読み方は音読みで「カ」「ガ」、訓読みで「がま」「えび」となります。
訓読みの「えび」「がま」は日常でも馴染みのある読み方ですね。音読みの「カ」「ガ」はつくりの読みと合わせて覚えると良いですね。
ここで蝦の漢字の意味について説明していきます。
この虫へんに暇(蝦)という漢字はこの漢字の訓読みの一つでもある「がま」や「ヒキガエル」そのものを意味しています。
ご存知のよう爬虫類の代表ともいえるカエルのことですね。
他にも、もう一つの読みの「えび」そのものの意味(ご存知のよう海中を泳いで移動するサクラエビやクルマエビなど)もあります。
なお、この漢字を「えび」と呼ぶ前の漢字として、魚辺に上述の暇の右側がついた漢字を元々は「えび」と呼んでいたようです。
しかし、えびの部首として「魚へんよりも虫へんの方がより適している」考えが広がったこともあり、上の蝦がえびと読まれるようになったようですね。
なお、蝦の右側のつくりには「体を曲げる」という意味があることもあり、えびという呼び方をしているという説もあります。
このようにすでに知っているもの(がまやえび)とのイメージと結びつけると、見慣れない漢字でも覚えやすくなります。
虫へんに暇(蝦)の漢字の部首や画数は?
なお、虫へんに暇(蝦)の漢字の部首や画数が知りたい人もいるでしょう。
結論からいいますと、虫へんに暇(蝦)の部首は「虫へん」であり、画数は「15画」となります。
虫へんに暇(蝦)の書き方や書き順は?
また虫へんに暇(蝦)の書き方(書き順)についても見ていきましょう。
虫へんに暇の漢字の書き順は以下の通りです。
虫へんに暇(蝦)の1画目は虫へんの真ん中にある縦棒の部分から始まります。
2画目は虫へんの縦棒の横で、1画目と垂直に書き始め、途中で曲がり下に伸ばします。
3画目は虫へんの「口」の下の横棒となります。
4画目は虫へんの「口」を貫くようにまっすぐ下に縦棒を書きます。
5画目は虫へんの「口」を貫いて書いた縦棒の下に、やや右上がりに横棒を書きます。
6画目は虫へんの縦棒の下に書いた横棒にやや長めに点を書きます。
7画目は右側つくりの左側、虫へんの縦棒の隣から横に書き途中で曲げ虫へんの口と同じところまで縦に引きます。
8画目は7画目で書いた下に横棒を書き、コの字を書きます。
9画目は7・8画目で書いたコの字の横に虫のへんの下までまっすぐ縦棒を書きます。
10画目は9画目で書いた縦棒の横、コの字との横棒と同じ長さで横棒を書きます。
11角目は10画目で書いた横棒の下に同じ長さでもう一本横棒を書きます。
12画目は7・8画目で書いたコの字の横に横棒を書き途中で曲げもう一つコの字を書きます。
13画目は二つ目のコの字の下の横棒です。
14画目はコの字の下に横に引き途中で曲げ上から左斜めに払います。
15画目は14画目で書いた最初のところから右下に向かい払って又を書きます。
これらが虫へんに暇(蝦)の書き方です。
虫へんに暇(蝦)の熟語は?
虫へんに暇(蝦)を用いた熟語について確認していきましょう。
虫へんに暇(蝦)を使った熟語としては、
・蝦夷(えぞ)
・桜蝦(さくらえび)
・蝦蟇(がま)
あたりが代表的です。
各々の意味や読み方などについては別途こちらで解説していますので、参考にしてみてください。
まとめ 虫へんに暇(蝦)の漢字の意味や読み方や部首や画数や熟語や書き方や異体字は?
ここでは、虫へんに暇(蝦)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説しました。
漢字はややこしいものが多いため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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