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【Excel】エクセルでパイプの重量計算(鋼材重量計算)方法【ステンレス、鉄、アルミ各々で解説】

Excelのスキルアップ

エクセルはデータ解析・管理を行うツールとして非常に機能が高く、上手く使いこなせると業務を大幅に効率化できるため、その扱いに慣れておくといいです。

ただ機能が充実しているあまり初心者にとっては処理方法がよくわからないことも多いといえます。

例えばエクセルで角パイプの重量計算(鋼材の重量計算)をする方法を理解していますか。

ここではエクセルで角パイプの重量計算(鋼材の重量計算)をする方法として材質をステンレス、鉄、アルミ別に解説していきます。

 

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エクセルでの角パイプの重量計算(鋼材の重量計算)方法【ステンレス】

角パイプは重量単価で売られていることがあります。そのため、必要なサイズの角パイプを購入するコストを見積もるために、角パイプのサイズから重量計算(鋼材の重量計算)できることが重要です。しかし、いちいち手で計算するのは面倒ですよね。なので、エクセルを使い簡単に重量計算できるようにしましょう。

 

材料の重量の計算方法は「断面積×奥行×密度」で表すことができます。そのためまず

・材質(密度と関係)
・断面積(幅と高さと厚みから計算可能)
・奥行き
・パイプ重量(計算結果)

を入力する表を作成しましょう。

断面積は四角形から中空になっている部分の四角形の面積を引くことで計算できます。厚みをt、高さをh、幅をwとすると次のように表せます。

ここで

断面積=2ht+2wt-4t2

という計算式で表すことができます。奥行きはパイプの長さそのものになります。

密度は材料ごとに違います。ここではステンレスの密度を入れましょう。ステンレスの密度は7.7~7.9g/cm3です。鋼種によって違うので、買おうとしているパイプの種類が何かを把握したうえで、密度を調べましょう。

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このように重量計算に必要なパラメーターと結果の出力方法が分かりました。

実際に上の手順を踏まえエクセルでの角パイプの重量計算を実行していきます。

以下サンプルのよう必要なパラメーターを入力するためのセルとパイプの重量を計算するセルを用意します。必要なパラメーターは厚み、高さ、幅、奥行き、密度(比重)の5つです。

 

基本的に密度はg/cm3で表記されていることが多いため、単位を統一できるよう厚み、高さ、幅、奥行きはcmで統一しておくといいです。

特に厚みや幅はmm表記されているケースが多く、単位換算を間違えやすいため注意しましょう。

パラメーターを入れることができたら、下のサンプルデータのようにパイプの重量の下のセルに計算式を入力しましょう。

具体的には角パイプの重量計算方法をそのままエクセル上で数式にするとよく=(断面積)*(奥行き)*(密度g/cm3)と入力していきます。断面積には上に記載の式 2ht+2wt-4t2 を用いるといいです

今回の例では=(2*C3*B3+3*D3*B3-4*B3^2)*E3*F3と入力しています

エンターを押せば、パイプの重量(単位はg)が計算できます。

複雑なため入力や計算ミスには注意しましょう。

エクセルでの角パイプの重量計算方法【鉄】

パイプの材質が変わったとしても計算方法は変わりません。つまり、必要なパイプの厚み、高さ、幅、奥行きを調べます。次に、鉄の密度(比重)を調査します。鉄はステンレスと密度(比重)が違うため、改めて密度を調べる必要があります。

鉄の密度は7.874g/cm3になります。ステンレスで計算した密度の部分を7.874に変更しましょう。

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では、サンプルデータとして、ステンレスで計算したものと同じサイズの鉄の角パイプを購入した場合を想定します。

パイプのサイズは一緒なので、エクセル上で変わるのは密度の部分のみです。また、ステンレスと計算方法は同じなので、オートフィルを使えば、複雑な計算式を使う必要はありません。

エクセルでの角パイプの重量計算方法【アルミ】

材質がアルミになっても計算方法は同じです。ただし、アルミに材質が変わりますので、アルミの密度、2.7g/cm3を密度のセルに入力しましょう。

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サンプルデータにはステンレスと同じサイズのアルミ製角パイプの重量を計算しています。

アルミはステンレス、鉄と比べて軽いことが分かります。アルミでも断面積、奥行、密度が分かればパイプの重量が簡単に計算できます。

まとめ エクセルでのパイプの重量計算方法【ステンレス、鉄、アルミ各々で解説】

ここでは、エクセルにて材質がステンレス、鉄、アルミの場合の角パイプの重量計算方法について確認しました。

基本的には各材質の密度の調査とエクセルでの角定義を数式として入力することが大切です。

エクセルでの様々な処理に慣れ、日々の業務の効率化を図っていきましょう。

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