たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。
このわかりそうでわからない漢字の代表として「田へんに圭(畦)」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。
ここでは、この田へんに圭(畦)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説していきますので、参考にしてみてください。
田へんに圭の漢字(畦)の意味や読み方は?
それではまず田へんに圭の漢字(畦)の意味や読み方について見ていきましょう。
田へんに圭(畦)という漢字の読み方は音読みで「ケイ」、訓読みで「あぜ、うね」となります。
読み方としては訓読みの「あぜ、うね」の方が目にすることが多いのではないでしょうか。
「畦道(あぜみち)」を歩く、「畦(うね)」を作るなどよく聞きますよね。
ですが、「あぜ」と聞いて「畔」と思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。また、「畦」と「畔」を組み合わせて「畦畔(けいはん)」とも言い、農業用語で「あぜ」を表し、不動産用語で「あぜ」に利用する土地などを表すこともあります。
それでは「畔」と「畦」どちらが正解なのでしょう。
実は漢字は違いますが、どちらも正解です。意味の大枠は基本的に同じなのです。
詳しく解説していくと、「畦」は「田」と「圭」から成ります。「圭」というのは「区切る」という意味が含まれていますので、この「畦」という漢字には区切って境界をつけることに焦点を置いているのです。
ですので、「うね」という読み方もありますがこれも「畦」は作物などを植えるために土を盛っている区切りに焦点を置いた「うね」なのです。少しややこしい話にはなりましたが、日常的にこの違いに大きく疑問を持つ必要はありません。
田へんに圭(畦)の漢字の部首や画数は?
なお、田へんに圭(畦)の漢字の部首や画数が知りたい人もいるでしょう。
結論からいいますと、田へんに圭(畦)の部首は「田へん」であり、画数は「11画」です。
田へんに圭(畦)の書き方や書き順は?
また田へんに圭(畦)の書き方(書き順)についても見ていきましょう。
田へんに圭(畦)の漢字の書き順は以下の通りです。
3画目は真ん中の縦棒です。田へんに圭(畦)の1画目が田へんの左側の縦棒になります。
2画目は1番上の横棒と右側の縦棒ですね。
4画目は真ん中の横棒です
5画目は下の閉じる横棒です。
6画目は圭の上側の土、1番上の横棒です。
7画目は土の縦棒です。
8画目は下の横棒です。
9画目は圭の下側の土、1番上の横棒です。
10画目は土の縦棒です。
11画目は下の横棒です。
これらが、田へんに圭(畦)の書き方です。
田へんに圭(畦)の熟語は?
さらには、田へんに圭(畦)を用いた熟語についても確認していきましょう。
田へんに圭(畦)を使った熟語としては、
・畦径(けいけい)
・畦町(けいてい)
があります。あぜ、うねから転じて「境界」、「範囲」などの意味を持つ熟語があります。
各々の意味や読み方などについては別途こちらで解説していますので、参考にしてみてください。
まとめ 田へんに圭(畦)の漢字の意味や読み方や部首や画数や熟語や書き方や異体字は?
ここでは、田へんに圭(畦)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説しました。
漢字はややこしいものが多いため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
コメント