たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。
このわかりそうでわからない漢字の代表として「足へんに先(跣)」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。
ここでは、この足へんに先の漢字(跣)の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説していきますので、参考にしてみてください。
足へんに先の漢字(跣)の意味や読み方は?
それではまず足へんに先の漢字(跣)の意味や読み方について見ていきましょう。
足へんに先(跣)という漢字の読み方は音読みで「セン」、訓読みで「すあし、はだし」となります。
よく「玄人はだし」なんて言いますが、辞典などでは「跣」の方で表記されます。こういう漢字はいくつもあるのであまり気にしないでおきましょう!音読みの「セン」は先から連想すると覚えやすいですね。
訓読みの「すあし、はだし」はどうでしょうか?漢字として「素足、裸足」と思い浮かべる人の方が多いと思いますがどちらも表記の違いで意味は同じです。
まず、「跣」の意味ですが履物を何も履いていないことを表します。
そして素足と裸足が同じ意味だと思っている方も多いですが、意味の大枠は同じでも少しだけニュアンスが違うのです。
「素足」は靴下も含めて何も履いていない状態を表します。一方、裸足は何も着ていない、履いていない状態で「地面に付いていること」を表します。
なので「素足で靴を履く」、「裸足で靴を履く」同じように見えても、正しくは「素足で靴を履く」の方です。
足へんに先(跣)の漢字の部首や画数は?
なお、足へんに先(跣)の漢字の部首や画数が知りたい人もいるでしょう。
結論からいいますと、足へんに先の(跣)部首は「あしへん」であり、画数は「13画」です。
足へんに先(跣)の書き方や書き順は?
また足へんに先(跣)の書き方(書き順)についても見ていきましょう。
足へんに先の漢字の書き順は以下の通りです。
足へんに先(跣)の1画目が足へんの口部分の左縦棒になります。
2画目は足へんの口の部分の上横棒と右の縦棒ですね。
3画目は足へんの口の部分を閉じる横棒です。
4画目は足へん、止まるの中央の縦棒を書いていきましょう。
5画目は止まるの右に出る棒です。
6画目は止まるの左の縦棒です。
7画目は止まるの下の横棒です。
8画目は先の上にある左にはらう部分です。
9画目は8画目に付いている横棒です。
10画目は上の縦棒です。
11画目は真ん中の長い横棒です。
12画目は下の長く左にはらう部分です。
13画目は11画目に付いている縦棒から右に引っ張り上にはねる部分です。
これらが、足へんに先(跣)の書き方です。
足へんに先(跣)の熟語は?
さらには、足へんに先(跣)を用いた熟語についても確認していきましょう。
足へんに先(跣)を使った熟語としては、
・跣足(せんそく)
・跣行(せんこう)
などがあります。あまり目にする熟語などはないかもしれません。
各々の意味や読み方などについては別途こちらで解説していますので、参考にしてみてください。
まとめ 足へんに先(跣)の漢字の意味や読み方や部首や画数や熟語や書き方や異体字は?
ここでは、足へんに先(跣)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説しました。
漢字はややこしいものが多いため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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