たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。
このわかりそうでわからない漢字の代表として「革へんに丙(鞆)」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。
ここでは、この革へんに丙(鞆)の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説していきますので、参考にしてみてください。
革へんに丙(鞆)の意味や読み方は?
それではまず革へんに丙の漢字(鞆)の意味や読み方について見ていきましょう。革へんに丙(鞆)という漢字の読み方は音読みはなく、訓読みで「とも」となります。
「鞆」の意味は、「弓を射る時、弦(つる)に触れるのを防ぐため左手首につける、丸い革製の道具」のことを指します。現在の弓道には使われておらず、古代日本で使われていた装備だそうです。
この「鞆」が使われる代表的な熟語は「鞆絵(ともえ)」です。多くの日本人は「巴柄(ともえがら)」を見かけたことがあるでしょう。名前だけ言われると、どういった柄かイメージしにくいのですが、主に神社の太鼓や家紋に使われています。「巴(ともえ)」と「鞆絵(ともえ)」は同じ意味を指します。柄が気になった方は一度調べてみる事をおすすめします。
革へんに丙(鞆)を始めとして漢字全般の意味では、前後の文脈や使われる熟語などによっても変化すると覚えておくといいですね。
革へんに丙(鞆)の漢字の部首や画数は?
なお、革へんに丙(鞆)の漢字の部首や画数が知りたい人もいるでしょう。
結論からいいますと、革へんに丙(鞆)の部首は「革へん」であり、画数は「14画」となります。
革へんに丙(鞆)の書き方や書き順は?
また革へんに丙(鞆)の書き方(書き順)についても見ていきましょう。
革へんに丙の漢字の書き順は以下の通りです。
革へんに丙(鞆)の1画目は「革」の上部横棒を書きます。
2画目は「革」の上部、左縦棒を下ろします。
3画目は「革」の上部、右縦棒を下ろします。
4画目は「革」の上部、左・右縦棒を繋ぐ横棒を書きます。
5画目は「革」の中部、口の左縦棒です。
6画目は「革」の中部、口の上横棒から右縦棒を書きましょう。
7画目は「革」の中部、口の下横棒になります
8画目は「革」の下部、横棒ですね。
9画目は「革」の上中下を繋げる縦棒を下ろします。
10画目は「丙」の1番上の横棒です。
11角目は左縦棒を下ろします。
12画目は「丙」で11画目に繋ぐように左から右へ横棒をひき、下に下ろして最後は跳ねとなります。
13画目は「丙」の上部中心から左下へ払いましょう。
14画目は「丙」で13画目の真ん中あたりから、右下へ少し長めの留めをします。
これらが革へんに丙(鞆)の書き方です。
革へんに丙(鞆)の熟語は?
革へんに丙(鞆)を用いた熟語について確認していきましょう。
革へんに丙(鞆)を使った熟語としては、
・鞆絵(ともえ)
が代表的です。
各々の意味や読み方などについては別途こちらで解説していますので、参考にしてみてください。
まとめ 革へんに丙(鞆)の漢字の意味や読み方や部首や画数や熟語や書き方や異体字は?
ここでは、革へんに丙(鞆)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説しました。
漢字はややこしいものが多いため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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