貝へんに有の漢字(賄)の意味や読み方や部首や画数や熟語や書き方や異体字は？

たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。

このわかりそうでわからない漢字の代表として「貝へんに有(賄)」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。

ここでは、この貝へんに有(賄)の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は？について解説していきますので、参考にしてみてください。

貝へんに有(賄)の漢字の意味や読み方は？

それではまず貝へんに有の漢字(賄)の意味や読み方について見ていきましょう。

貝へんに有(賄)という漢字の読み方は音読みは「ワイ」「カイ」、訓読みは「まかな(う)」「まいな(う)」と読みます。

訓読みの「まかな(う)」は中学校で習う読みになりますが、日常的に利用される言葉で知っている方も多いでしょう。料理人が自分の食事のために、持ち合わせの材料で作るものを「まかな(い)」と言いますね。

下記の意味も、食事をすすめるということが語源にあり、面白いですね。また、音読みの「ワイ」も同様に中学校で習う読みです。普段使うことは少ないですが、例として賄賂(わいろ)などの言葉の一部として一般的に知られているものです。

ここで漢字の意味について説明していきます。

まず、この貝へんに有(賄)の漢字の左側のへんの貝という漢字は、「貨幣」や「財産」という意味を持つ文字です。右側のつくりの有という漢字ははもともとは2つの象形文字が由来となっていて、「右の手」と「切られた状態のお肉」の形を文字にしたものです。

よって、「食事を手にして、人にすすめる」という意味を持ちます。2つが併わさり、財貨・金品などを人におくるという意味を持つようになりました。そのため、賄賂や収賄といった、相手に対して金品を贈る意味を含む単語にも使われていると考えるとイメージがしやすいですね。

お金に関連する漢字には「財」、「貨」、「贈」、「賄」などがありますが、「貝」という字が含まれるものが多いですね。これは、古くは紀元前の中国に遡る話で、かつてはて貝の一種がお金の代わりに使われていたことが由来だと考えられています。

貝へんに有(賄)の漢字の部首や画数は？

貝へんに有(賄)の漢字の部首や画数が知りたい人もいるでしょう。

貝へんに有(賄)の部首は「貝へん」であり、画数は「13画」です。

貝へんに有(賄)の書き方や書き順は？

また貝へんに有(賄)の書き方（書き順）についても見ていきましょう。

貝へんに有(賄)の漢字の書き順は以下の通りです。

貝へんに有(賄)の1画目は貝へんの左側にある縦棒の部分から始まります

2画目は貝へんの縦棒の横で、1画目と垂直に書き始め、途中で曲がり下に伸ばします。

3画目は貝へん中の一本目の横棒です。

4画目は貝へんの中の二本目の横棒です。

5画目は貝へんの一番下の横棒です。

6画目は貝へんの「目」の下側の左側の縦棒です。

7画目は貝へんの「目」の下側の右側の縦棒です。

8画目は「有」の一番上の縦棒です。左下にやや斜めになるように書きます。

9画目は「有」の一番上の横棒です。

10画目は、有の中の「月」の左側の縦棒です。

11画目は、有の中の「月」の上の横棒です。右に向け下書き、折り曲げて下側に向けて書きます。

12画目は、月」の二番目の横棒です。

13画目は、月」の三番目の横棒です。

これらが貝へんに有(賄)の書き方です。

貝へんに有(賄)の熟語は？

さらには、貝へんに有(賄)を用いた熟語についても確認していきましょう。

貝へんに有(賄)を使った熟語は

・賄賂(わいろ)

などがあげられます。

各々の意味や読み方などについては別途こちらで解説していますので、参考にしてみてください。

まとめ　貝へんに有(賄)の意味や読み方や部首や画数や熟語や書き方や異体字は？

ここでは、貝へんに有(賄)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は？について解説しました。

漢字はややこしいものが多いため、この機会に理解しておくといいです。

さまざまな漢字を学び、日々の生活に役立てていきましょう。