HNO3の酸化数や電離式や分子量は？HNO3のNaOHとの反応も解説！【硝酸】

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2022.01.27

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科学的な解析（化学）を行う際には基本的に反応物質の分子量や酸化数や電離式などの理解が必要となることが多いです。

そのためさまざまな物質の分子量や酸化数や電離式を理解しておくといいわけですが、あなた覚えられていますか。

ここでは代表的な化学物質のHNO3（硝酸）に着目して、その分子量・酸化数・電離式、NaOHとの反応式などをまとめていきますので、参考にしてみてください。

HNO3の酸化数は？【硝酸の酸化数】

それではまずHNO3（硝酸）の酸化数について考えていきましょう。

HNO3の各々の酸化数はH：+1、H：+5、O：-2となります。

つまり+1 + 5 + (-2× 3) = 0となり、HNO3単体での酸化数は0と収支が取れているのですね。

なお、HNO3（硝酸）の問題として「電離式」が求められるケースも多いです。

結論からいいますと、HNO3の電離式は HNO3 ＋→ H+＋NO3-となります。

シンプルに硝酸が水素イオンと硝酸イオンに分離していると理解しておくといいですね。

さらには、HNO3（硝酸）の分子量を問われることも多いです。

結論からいいますと、HNO3の分子量は63です。

具体的には各々の値が

・H：1

・N：14

・O：16

のため、1 +14 + (16× 3) ＝63と計算できるのです。

さらには、HNO3（硝酸）とNaOH（水酸化ナトリウム）の化学反応式についても見ていきましょう。

HNO3とNaOHの反応式は、HNO3 + NaOH → H2O + NaNO3となります。

酸とアルカリのため中和され生成物として水（H2O）ができ、同時に硝酸ナトリウム（NaNO3）ができると覚えておきましょう。

ここでは、代表的な化学物質のHNO3（硝酸）に着目して、その分子量・酸化数・電離式やNaOHとの反応式などについて解説しました。

ややこしい化学式が多いため、この機会に覚えておくといいです。

さまざまな反応を理解し、日々の業務に役立てていきましょう。