たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。
このわかりそうでわからない漢字の代表として「屁みたいな漢字(庇)」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。
ここでは、この屁みたいな漢字(庇)の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説していきますので、参考にしてみてください。
屁みたいな漢字(庇)の意味や読み方は?
それではまず屁みたいな漢字(庇)の意味や読み方について見ていきましょう。
屁みたいな漢字(庇)という漢字の読み方は音読みで「ヒ」、訓読みで「かばう」「ひさし」となります。
部首の「广 (まだれ)」の中に漢字の「比(ひ)」がある形ですので、音読みの「ヒ」はとても覚えやすいですね。
訓読みの「かばう」「ひさし」は少し考えてしまいそうですが、漢字の意味として「おおう」「かばう」「保護する」といった意味があります。
家の軒下と窓や玄関の間にある小屋根の「ひさし」はこの漢字を用います。
「ヒ」の読み方から連想して「ひさし」と覚えておいて、「小屋根のひさしは何のためにあるのか?」「日光や雨からかばうため」とイメージすると「かばう」という読み方も覚えやすいですね。
さて、屁みたいな漢字(庇)を用いた熟語としては「庇護(ひご)」がよく遣われます。
意味は「かばい守られる」ことで、用法としては「両親の庇護を受ける」など、「強い立場の人物にかばい守られる」ときに用いられます。
特に歴史書などで、「将軍の庇護を受ける」「○○氏の庇護を受ける」という言い回しがよく遣われます。
また、「板庇(いたび・いたびさし)」「瓦庇(かわらびさし)」のように、家屋の「庇(ひさし)」そのものをさす言葉もあります。
「板庇」は木の板でつくられたひさしの事で、「瓦庇」は瓦葺きのひさしの事です。
屁みたいな漢字(庇)の漢字の部首や画数は?
なお、屁みたいな漢字(庇)の漢字の部首や画数が知りたい人もいるでしょう。
結論からいいますと、屁みたいな漢字(庇)の部首は「まだれ」であり、画数は「7画」です。
屁みたいな漢字(庇)の書き方や書き順は?
また屁みたいな漢字(庇)の書き方(書き順)についても見ていきましょう。
屁みたいな漢字(庇)の書き順は以下の通りです。
屁みたいな漢字(庇)の1画目は「广(まだれ)」の「点」の部分から始まります。
2画目は「广(まだれ)」の横棒で、1画目の左側から書き始めてまっすぐの横棒を書きます。
3画目は「广(まだれ)」の左側の払いの部分で、2画目の書き始めと同じ位置から書き始め、左下に払います。
4画目は「比」の左側の「ヒ」の点で、右から左に小さく払うように書きます。
5画目は4画目の払いの先のやや上から書き始め、縦棒を短く書き右にはねます。
6画目は「比」の右側の「ヒ」の点で、4画目と同じように右から左に小さく払うように書きます。
7画目は5画目と同じようにまっすぐ下に書き、少し横棒を伸ばして最後にはねます。
これらが、屁みたいな漢字(庇)の書き方です。
屁みたいな漢字(庇)の熟語は?
さらには、屁みたいな漢字(庇)を用いた熟語についても確認していきましょう。
屁みたいな漢字(庇)を使った熟語としては、
・庇護
・板庇
・雪庇
あたりが代表的です。
各々の意味や読み方などについては別途こちらで解説していますので、参考にしてみてください。
まとめ 屁みたいな漢字(庇)の漢字の意味や読み方や部首や画数や熟語や書き方や異体字は?
ここでは、屁みたいな漢字(庇)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説しました。
漢字はややこしいものが多いため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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