電気的な容量、仕事量の単位としてWh(ワット時)やWs(ワット秒)を使用することがよくあります。
ただ状況に応じて使いわける必要があり、各々を変換できるようにしておくといいです。
ここでは、このWhとWsの換算方法として、1Whは何Wsか?1Wsは何Whかを元に解説していきますので、参考にしてみてくださいね。
1Whは何Wsか?【単位のWh(ワット時)とWs(ワット秒)の換算】
それでは以下で単位のWh(ワット時)とWs(ワット秒)の変換方法について確認していきます。なおWhはワットアワーなどとすべてカタカナ表記することもあります。
まずWh(ワット時)とは「1Wの仕事(電力)を1h(1時間)行った場合、電力量が1Whとなる」と定義されています。
同様に単位のWs(ワット秒)は「1Wの仕事(電力)を1s(1秒)行った場合、電力量が1Ws」となると定義されているのです。
つまりWhとWsを変換するには、1h=3600秒の換算式を用いるとよく、1Wh=1/3600 Ws = 約0.000278 Wsと変換できるのです。
→10Whであれば約0.00278Ws
→100Whであれば約0.0278Ws
となることも覚えておくといいですね。
1kWhは何Wsか【kWhとWsの換算】
なおkWh(キロワット時)からWsに換算する場合もたまに見かけるため、ここで解説していきます。なおkwhはキロワットアワーとすべてカタカナ表記することもあると覚えておくといいです。
1kWh=1000Whという換算式が成り立つことと、上のWhとWsの変換式を用いますと、1KWh=1000Wh= 0.278Wsと計算できます。
つまり
→10kWh=約2.78Ws
→100kWh=約27.8Ws
と換算できます。
ややこしい計算のため、この機会に理解しておくといいです。
1Wsは何Whか?何kWhか?【単位のWh(ワット時)とWs(ワット秒)の換算】
今度は、Ws(ワット秒)からWh(ワット時)への換算式も見ていきましょう。
上と逆の操作を行うだけでよく、1Ws=3600wh= 3.6kWhと変換できるのです。
なので
→10Ws=36000Wh=36kWh
→100Ws= 360000Wh=360kWh
となると理解しておきましょう。
こちらの場合では桁数が大きくなるので、0の数には気を付けるといいです。
なおkWsという単位はあまりみかけませんので、上の変換式のみの理解でOKです。
まとめ 単位のWh(ワット時)とWs(ワット秒)の換算方法
ここでは、1Whは何Wsか?1Wsは何Whか?1kWhは何wsかというWhやWsの換算方法について解説しました。
・1Wh=0.000278Ws
・1Kwh=0.278Ws
・1Ws=3600Wh=3.6kWh
と変換できると覚えておきましょう。
さまざまな単位変換になれ、日々の業務に活かしていきましょう。
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