電気的な容量、仕事量の単位としてWh(ワット時)やJ(ジュール)を使用することがよくあります。
ただ状況に応じて使いわける必要があり、各々を変換できるようにしておくといいです。
ここでは、このWh(ワット時)とJ(ジュール)の換算方法として、1Whは何Jか?1Jは何Whか?を1kWhは何Jか?1Jは何kWhか?を元に解説していきますので、参考にしてみてくださいね。
1Whは何Jか?【単位のWh(ワット時)とJ(ジュール)の換算】
それでは以下で単位のWh(ワット時)とJ(ジュール)の変換方法について確認していきます。なおWhはワットアワーなどとすべてカタカナ表記することもあります。
まずWh(ワット時)は「Wの仕事(電力)を1h(1時間)行った場合、電力量が1Whとなる」と定義されています。
同様に単位のJ(ジュール)は「1Wの仕事(電力)を1s(1秒)行った場合、電力量が1J(Wsと同じ意味)になる」と定義されているのです。
つまりWhとJを変換するには、1h=3600秒の換算式を用いるとよく、1Wh=3600J と変換できるのです。
→10Whであれば36000J=36kJ
→100Whであれば360000J=360kJとなることも覚えておくといいですね。
1kWhは何Jか【kWhとJの換算】
なおkWh(キロワット時)からJ(ジュール)に換算する場合もたまに見かけるため、ここで解説していきます。なおkwhはキロワットアワーとすべてカタカナ表記することもあると覚えておくといいです。
1kWh=1000Whという換算式が成り立つことと、上のWhとJの変換式を用いますと1kWh=1000Wh= 3600000J=3600kJ=3.6MJと計算できます。
つまり
→10kWh=36MJ
→100kWh=360MJ
と換算できます。
ややこしい計算のため、この機会に理解しておくといいです。
1Jは何Whか?1Jは何kWhか?【単位のWh(ワット時)とJ(ジュール)の換算】
今度は、J(ジュール)からWh(ワット時)への換算式も見ていきましょう。
上と逆の操作を行うだけでよく、1J=1/3600Wh= 約0.000278Whと変換できるのです。
なので
→10J=約0.00278Wh
→100J= 約0.0278Wh
となると理解しておきましょう。
こちらの場合では桁数が大きくなるので、0の数には気を付けるといいです。
まとめ 単位のWhやkWhとJ(ジュール)の換算方法
ここでは、1Whは何Jか?1Jは何Whか?1kWhは何JかというWhやJの換算方法について解説しました。
・1Wh=3600J
・1kWh=3600000J=3600kJ=3.6MJ
・1J=1/3600Wh=約0.000278Wh
と変換できると覚えておきましょう。
さまざまな単位変換になれ、日々の業務に息していきましょう。
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