文書やアンケートなどさまざまな文書が作成できるワード(Word)。
ワードの機能を使いこなすことで、業務の効率化が図れます。
例えば、挿入した表で中央揃えしたいと思ったことはありませんか?
ワードに挿入した表で中央揃えする方法はコツをつかむと簡単です。
今回は、ワードの表で中央揃え(上下:文字位置:できない対策:真ん中も)する方法について解説していきます。
ワードの表で中央揃えする方法とショートカット【真ん中】
まずワード内に表を作成します。
例)
品名 |
色 |
在庫数 |
ボールペン 0.5mm |
黒 |
15 |
ボールペン 0.5mm |
赤 |
20 |
ボールペン 0.5mm |
青 |
5 |
ボールペン 0.5mm |
緑 |
3 |
中央揃えしたい範囲を選択します。
1.セル単位
2.行単位
3.列単位
4.表全体
今回は表全体で中央揃えする方法を解説します。
選択してからの操作方法は同じです。
まずドラッグで表全体を選択します。
ツールバーの「中央揃え」をクリックします。
表内で文字が中央揃えになります。
なお、中央揃えをするショートカットキーは「Ctrl+E」です。
注意点
ここからは間違いやすい選択方法について解説します。
表内をポイントすると表の左上に十字のマーク(表の移動ハンドル)がでてきます。
十字のマーク(表の移動ハンドル)をクリックすると表全体が反転表示され、ドラッグして表全体を選択したときと同じように見えます。
しかしツールバーの「中央揃え」をクリックしてもショートカットキー「Ctrl+E」を押しても、文字が中央揃えになりません。
なぜならこの十字のマークをクリックすると「表全体を選択」してしまうからです。表全体を左、中央、右に移動することはできますが、表内の文字は移動しないので覚えておきましょう。
ワードの表で上下中央揃えができない原因と対策
行に高さがある表を前述の解説どおりに中央揃えをすると左右は中央揃えになりますが、上下は中央揃えになりません。
では、どうしたら上下中央揃えができるのでしょうか。
ここでは上下中央揃えについて解説します。
品名 |
色 |
在庫数 |
ボールペン 0.5mm |
黒 |
15 |
行に高さのある表を中央揃えすると上下は中央揃えにはなりません。
上下中央揃えにする方法は、まず表内をクリックします。
表内をクリックするとメニューバーにいつもは表示されていない「テーブルデザイン」と「レイアウト」のタブが表示されます。
レイアウトをクリックするとツールバーに、上下も中央揃えできるツールボタンが出てきます。
真ん中の中央揃え(セルの中心を基準に文字列を配置します)をクリックすると上下も中央揃えになります。
ワードの表で上下中央揃えができない原因と対策【インデントや間隔が設定されていること】
表内の文字にインデントや間隔が設定されていると中央揃えをクリックしても中央揃えになりません。
インデントと間隔を0字に戻すと中央揃えになります。
メニューバーのレイアウト→インデントと間隔を0にすると上下左右中央揃えになります。
まとめ ワードの表で中央揃えできない時の対策(真ん中、上下など)する方法
今回解説した中央揃えの方法を覚えると、レイアウトの整ったバランスの良い表が作成できるようになります。
ワードの便利な機能を使って、業務効率化を図るとともに、見た目が整った表の作成にチャレンジしてみてくださいね。
コメント