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NO2の酸化数や電離式や分子量は?NO2と水(H2O)との化学反応式も解説!【二酸化窒素】

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科学的な解析(化学)を行う際には基本的に反応物質の分子量や酸化数や電離式などの理解が必要となることが多いです。

そのためさまざまな物質の分子量や酸化数や電離式を理解しておくといいわけですが、あなた覚えられていますか。

ここでは代表的な化学物質のNO2(二酸化窒素)に着目して、その分子量・酸化数・電離式や、H2O(水)との反応式などをまとめていきますので、参考にしてみてください。

 

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NO2の酸化数は?【二酸化窒素の酸化数】

それではまずNO2の酸化数について考えていきましょう。

NO2の各々の酸化数はN:+4、O:-2となります。

つまり+4+ (-2×2 ) = 0となり、NO2単体での酸化数は0と収支が取れているのですね。

窒素酸化物は不安定でいろいろな状態を取りますが、NO2の際にはNの酸化数が+4となっていることに気を付けましょう。

 

NO2の電離式は?【二酸化窒素の電離式】

なお、NO2の問題として「電離式」が求められるケースも多いです。

NO2は温度によって反応が変わりますが、ひとつの例として冷水中の電離式は、

2NO2 + H2O → 2H+ + NO3+ NO2となります。

水と反応すると硝酸イオン(NO3-)と亜硝酸イオン(NO2-)になると覚えましょう。窒素酸化物は不安定なため、温度によって状態が変化することに気を付けましょう。

 

NO2の分子量は?【二酸化窒素の分子量】

さらには、NO2の分子量を問われることも多いです。

結論からいいますと、NO2の分子量は46です。

具体的には各々の値が

・N:14.0

・O:16.0

のため、14.0 + (16.0×2)=46.0と計算できるのです。

 

NO2と水(H2O)との化学反応式は?

さらには、NO2(二酸化窒素)とH2O(水)の化学反応式についても見ていきましょう。

二酸化窒素に水を入れると、硝酸と亜硝酸が生じます。

2NO2 + H2O → HNO2 + HNO3

この亜硝酸(HNO2)は不安定なため、温度を加えると以下のように反応します。

3HNO2 → HNO3 + H2O + 2NO

これらを合わせると

3NO2 + H2O → 2HNO3 + NO

となります。

このNO2(二酸化窒素)と水が反応して生成したHNO3(硝酸)が悪名高い酸性雨になるので、覚えておくとよいでしょう。

 

まとめ NO2の酸化数や電離式や分子量は?NO2と水(H2O)との化学反応式も解説!【二酸化窒素】

ここでは、代表的な化学物質のNO2(二酸化窒素)に着目して、その分子量・酸化数・電離式、水との反応式などについて解説しました。

ややこしい化学式が多いため、この機会に覚えておくといいです。

さまざまな反応を理解し、日々の業務に役立てていきましょう。

 

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