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NaClの酸化数や電離式や分子量は?NaClとAgNO3(硝酸銀)との化学反応式も解説!【塩化ナトリウム】

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科学的な解析(化学)を行う際には基本的に反応物質の分子量や酸化数や電離式などの理解が必要となることが多いです。

そのためさまざまな物質の分子量や酸化数や電離式を理解しておくといいわけですが、あなた覚えられていますか。

ここでは代表的な化学物質のNaCl(塩化ナトリウム)に着目して、その分子量・酸化数・電離式、電気分解やAgNO3(硝酸銀)との反応式などをまとめていきますので、参考にしてみてください。

 

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NaClの酸化数は?【塩化ナトリウムの酸化数】

それではまずNaCl(塩化ナトリウム)の酸化数について考えていきましょう。

NaClの各々の酸化数はNa:+1、Cl:-1となります。

つまり+1 + (-1 ) = 0となり、NaCl単体での酸化数は0と収支が取れているのですね。

 

NaClの電離式は?【塩化ナトリウムの電離式】

なお、NaCl(塩化ナトリウム)の問題として「電離式」が求められるケースも多いです。

結論からいいますと、NaClの電離式は NaCl → Na + Clとなります。

シンプルに塩化ナトリウムがナトリウムイオンと塩素イオンに分離していると理解しておくといいですね。

後に解説のNaClの電気分解の式においても上の知識が必要になりますので覚えておきましょう。

 

NaClの分子量は?【塩化ナトリウムの分子量】

さらには、NaClの分子量を問われることも多いです。

結論からいいますと、NaClの分子量は58.5です。

具体的には各々の値が

・Na:23

・Cl:35.5

のため、23 +35.5 =58.5と計算できるのです。

 

NaClの電気分解の反応式は?【塩化ナトリウムの電気分解】

さらには、NaCl(塩化ナトリウム水溶液)の電気分解の反応式(白金電極使用)も頻出のためここで覚えてしまいましょう。

まず電気分解を考える際には、上のNaClの電離式のようにNa+とCl-が水溶液中に存在している認識でいましょう。

もう一つ大事なことはイオン化傾向です。水素とナトリウムでは、ナトリウムのほうがイオン化傾向が強い、つまりイオンになりやすいため、陰極での反応はナトリウムの析出よりも、水素イオンの還元反応が主になります。

そしてNaClの電気分解では、

・陰極:2H+ + 2e–  → H2

と水素が発生し、

・陽極:2Cl → Cl2 + 2e–

と、塩素が発生する

と覚えておきましょう。

ここで白金電極自体は反応しないことも認識しておくといいです。

 

NaClと硝酸銀との反応式は?

さらには、NaCl(塩化ナトリウム)とAgNO3(硝酸銀)の化学反応式についても見ていきましょう。

硝酸銀水溶液に塩化ナトリウムを入れると、塩化銀AgClと硝酸ナトリウムNaNO3が生成します。

NaCl + AgNO3 → AgCl↓ + NaNO3

 

まとめ NaClの電離式や分子量は?NaClの電気分解や硝酸銀との反応式も解説!【塩化ナトリウム】

ここでは、代表的な化学物質のNaCl(塩化ナトリウム)に着目して、その分子量・酸化数・電離式、電気分解や硝酸銀との反応式などについて解説しました。

ややこしい化学式が多いため、この機会に覚えておくといいです。

さまざまな反応を理解し、日々の業務に役立てていきましょう。

 

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