私達が生活している中で似たものに出会うことがよくあります。
ただ各々の認識や違いを誤って理解・使用すると人前で恥をかいてしまうこともあり、多くの言葉を知っておく方が何かといいです。
中でもここではよく似ている言葉である「いいとよいの違いと使い分けは?良いや善いとの違いは?」について解説していきます。
いいとよいの違いと使い分けは?
それでは、「いい」と「よい」の使い分けについて確認していきましょう。どちらの言葉も意味としてはほとんど違いがないように思えますよね。
まず、「いい」の定義を辞書で見てみると、「よいのくだけた言い方。ふつうは終止形・連体形だけが用いられる」と明記されています。
一方の「よい」については、「現代の日常会話では、終止形・連体形に「いい」を多く用いるため、「よい」を用いるとやや改まった感じを与える場合がある。」と書かれていました。
つまり、「いい」は、よりカジュアルでくだけた時に使い、「よい」は、よりかしこまったフォーマルな状況で使われるということですね。SNSでよく使われる「いいね」もとてもくだけた印象ですよね。
以下のようなものです。
そこを「よいね」にするとどこかかしこまった印象に変わります。
そもそもこの2つの言葉の歴史を確認すると、「よい」の方が圧倒的に古くから使用されていました。
「よい」の文語形である「よし」は、奈良時代や平安時代初期に出版された「日本書紀」や「万葉集」にもたくさん用いられている。
一方の「いい」は、比較的新しい言葉です。では、「いい」と「よい」は具体的にどうのように使い分けるのでしょうか。上記でもあるように、「いい」は基本的に終止形、連体形で使われます。つまり、「今日は天気がいい」や、「今日はいい日」といった使われ方です。
さらには「よい」は終止形、連体形以外にも、未然形、連用形、仮定形でも用いられます。「いい」、「よい」共に用いられる終止形、連体形で使い分けを見てみると、「天気がよい」→「天気がいい」、「よい日」→「いい日」となり、やはり同じ意味ですが、「よい」の方が改まった印象で、「いい」の方がよりカジュアルな印象になります。
よいと良いの違いや使い分けは?
次に、「よい」と「良い」、ひらがな表記と漢字表記の違いを見ていきましょう。
まず、漢字表記の「良い」の意味から確認します。「良い」とは通常の形容詞としての良いだけではなく、「良品」という名詞としての意味も含むそうです。「良い商品」、「頭が良い」といった使い方で、「良い」自体に独立性した意味がある場合に用いられます。
つまり、「住みよい」、「~してよい」、「成績がよい」等、本来の意味が薄れてします場合にはひらがな表記の「よい」が使われるそうです。この使い分けはなかなか曖昧で難しいですよね。
「良い」に「良品」という意味があるので、例えば、「良質」、「良縁」、「良薬」といった熟語が浮かぶものは漢字表記にして、あいまいな場合にはひらがな表記にするというのが賢いかもしれません。
良いや善いの違いや使い分けは?
最後に、「良い」と「善い」の使い分けについてです。上記の通り、「良い」には「良品」であるという意味があり、それ自体に独立性した意味がある場合に用いられる言葉でした。
一方の「善い」には、「善行」という意味があります。つまり、道徳的な意味で人の行いが正しいものであることを意味します。
例えば、「世の中のために善いことをする」や、「日頃の行いが善い」等の使い方です。この2つの使い分けは比較的分かりやすいのではないでしょうか。
まとめ 良いや善いとの違いは?
ここでは「いいとよいの違いと使い分けは?良いや善いとの違いは?」について解説しました。
似ていることばの違いや定義を理解するポイントとしては、やはり一つずつ丁寧に覚えることです。
さまざまな似ている言葉を理解し、毎日の生活に役立てていきましょう。
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