エクセルはデータ解析・管理を行うツールとして非常に機能が高く、上手く使いこなせると業務を大幅に効率化できるため、その扱いに慣れておくといいです。
ただ機能が充実しているあまり初心者にとっては処理方法がよくわからないことも多いといえます。
例えばエクセルにてe+00・e+01・1e+13・e+11・e-05・e-06などのeを含んだ数値をみかけることがありますが、これらが何と意味しているのかわかりますか。
ここではエクセル(や関数電卓)にて見かけるe+00・e+01・1e+13・e+11・e—05がいくらか(意味は?)について確認していきます。
エクセルのe+00・e+01の意味は?【関数電卓のeの意味】
それではエクセルや関数電卓などで噴出のe+00・e+01などのeを含んだ数字の意味について確認していきます。
エクセルや関数電卓におけるeの意味は10のべき乗(累乗)を表しています。
具体的には「e+00であれば10の0乗=1」「e+01であれば10の1乗=10」と変換できるわけです。
ネイピア数e(2.718)とは意味が違うことに注意しましょう。
またこのe+01に前の数値の5がきて「5e+01」などと表記することもありますが、これは5×10^1 = 50 を表すと認識しておくといいです。
1e+13やe+11の意味は?兆との関係は?【エクセルや関数電卓】
他にもエクセルや関数電卓などにおいて、1e+13や1e+11のようにeの続く数値が大きい場合もよくあります。
こちらも上のeの意味と同じであり「1e+11= 100000000000(0が11個分)」「1e+12= 1000000000000(0が12個分→1兆)」「1e+13=10000000000000(0が13個分→10兆)」となります。
桁数が大きすぎて見にくいために、上のようなeを用いた指数表記をしていると覚えておきましょう。
e-05やe-06の意味は?【エクセルや関数電卓】
さらにはエクセルや関数電卓などにおいて、e-05やe-06のようにeの続く数値がマイナス(負の数)のケースも出てきます。
こちらも上のeの意味と同じで10の累乗を示すのですが
・1e-02= 0.01
・1e-03= 0.001
・1e-04= 0.0001
・1e-05= 0.00001
・1e-06= 0.000001・・
と小数点以下の桁数が増えていき、数値としてはより小さくなるのです。
こちらも小さい方で桁数が小さくなるため、エクセルや電卓上で見やすくしたいという目的かeを用いた表記が活用されてます。
数値計算にてよく出てくる表示のため、この機会に覚えておくといいです。
まとめ エクセルでのe-05やe-06の意味はいくら?e+00やe+01や1e+13やe+11の意味は?【関数電卓なども】
ここでは、エクセルや関数電卓にて出てくるe+00・e+01・1e+13・e+11・e—05の意味(いくらか)について確認しました。
Eは10の累乗を表す文字であり、eの後に続く数値が指数の肩につく数値と対応していることを理解しておくといいです。
エクセルや電卓での表記の意味にに慣れ、日々の業務を効率化させていきましょう。
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